Canonicalは3月24日(米国時間)、「Kubernetes 1.18 available from Canonical|Ubuntu」において、Kubernetes 1.18のエンタープライズサポートを発表した。サポート対象にはCharmed Kubernetes、MicroK8s、kubeadmが含まれている。

MicroK8sはシングルスナップパッケージ化された軽量のKubernetesで、Raspberry PiのクラスタリングといったエッジおよびIoTの使用に適している。K8sベースのアプリケーションをテストするCI/CDパイプラインを作成したいDevOpsチームの利用が想定されている。

Charmed KubernetesはCanonicalの提供するマルチクラウドKubernetes。幅広いクラウドでの利用が想定されており、今後予定されているUbuntu 20.04 LTSとともに広く使用されるものと見られる。

今回のリリースでは、MicroK8sとCharmed Kubernetesにおいて、それぞれ次のような特徴があるとされている。

【MicroK8s】

etcdを3.4へアップグレード
CoreDNSアドオンを1.6.6へアップグレード
新しいhelm3アドオンでmicrok8s.helm3に対応
Jujuを2.7.3へアップグレード
コンフィグマップを作成するためのIngress RBAC
証明書のライフタイムを365日へ設定
microk8s.resetアドオンを無効化可能に設定
microk8s.kubectlにおいてkrewなどのプラインを使用できるように設定
REST APIを介してアドオンを有効にする際の問題を修正
ZFSマシンでネイティブのスナップショット機能が使われるように変更
microk8s.status出力を改善
ホストパスにおいてRBACが有効な場合にイベントをリストするように変更
新しいスナップインターフェースを追加し、ほかのスナップでMicroK8の存在が検出できるように設定

【Charmed Kubernetes】

Ubuntu 20.04 LTSサポート(プレビュー段階)
CISベンチマーク1.5のサポート
CephFSのサポート
ポッドの複数の仮想ネットワークインターフェイスを有効にするプラグインであるMultus CNIを追加

CanonicalはKubernetesクラスタをシームレスにデプロイして操作するツールを提供することを目指すとしており、今回のリリースもそうした目的を達成するものだとしている。