アヴネットは5月5日(米国時間)、Xilinxの「Zynq UltraScale+ RF SoC Gen-2」を搭載し、5Gアプリケーションの開発を加速させることが可能な5GHzまでのアナログ帯域幅の波形のダイレクトRFコンバージョンを可能にする16チャネルのトランシーバモジュール「Avnet XRF16 System-on-Module」を発表した。

5Gアプリケーション開発者は、同モジュールならびに包括的なソフトウェアパッケージを活用することで、プロトタイプやアプリケーションの開発を容易化できるほか、開発に用いたのと同じハードウェアを量産でも活用することで、商品化までの時間短縮を図ることも可能だと同社では説明している。

具体的には5G MIMO、レーダー、ビーム形成、画像診断などのアプリケーションでのリアルタイム処理をサポートする省スペース型で低電力なソリューションの実現を図ることができるとしている。

また、XRF16 ADCおよびDACは、16チャネルでそれぞれ2.22GSPS、6.554GSPSのサンプリングレートで作動できるほか、高速デジタルコネクティビティは100GイーサネットやPCIeに利用でき、ベースバンド処理とネットワークインタフェースは統合されているクアッドArm Cortex-A53プロセッシングサブシステムおよびプログラマブルロジックによって操作することが可能となっているほか、USB 3.0、ギガビットイーサネット、シリアルUARTなどの標準的な周辺機器も利用可能となっている。

なお、同モジュールの価格は2万1995ドルで、同社では、ハードウェアのプロトタイピングやソフトウェア開発をサポートすることを目的としたコンパニオンキャリアカードとして、RFテスト機器機能や100Gイーサネット、PCIe(OCuLink)インタフェースなどを搭載したXRF Carrier Cardもオプションとして提供するとしており、こちらの値段は4995ドルとしている。