PHPデベロップメントチームは6月25日(米国時間)、「PHP: Hypertext Preprocessor - PHP 8.0.0 Alpha 1 available for testing」において、次期メジャーアップグレードバージョンへ向けた最初のアルファ版となる「PHP 8.0.0 Alpha 1」の公開を伝えた。PHPデベロップメントチームは2週間に1回のペースでアルファ版、ベータ版、準備リリース版の公開を続け、2020年11月末に最終版のリリースを予定している。

リリーススケジュールは次のページに掲載されている。

PHP: todo:php80

掲載されているリリーススケジュールは次のとおり。

PHP 8.0で実現を目指している主な新機能や変更点は次のとおり。

PHP JITの導入
パフォーマンスの向上
言語的新機能の導入(union型の導入、WeapMapクラスの導入ほか)
JSONサポートのコア機能化
各種バグ修正

PHP 8.0でJITが導入されることでCPUバウンダリな処理が高速化すると見られている。WordPressといったアプリケーションでは、それほど大きなパフォーマンスの向上は感じられないとのことだが、機械学習やAI関連の処理、ゲームなどのCPUバウンダリな処理が大幅に高速化すると考えられる。このため、PHP 8.0以降はこれまで使われてこなかった領域でPHPの採用が進む可能性がある。

PHPはこれまでパフォーマンスの高速化を続けていた。現在サポート対象となっているPHP 7系では、大幅な高速化が実現された。PHP 8.0はPHP 7系のパフォーマンスをさらに上回ることが予測されており、PHPの利用シーンが広がることが予想される。