CACは6月29日、製造業向けにIoT活用とスマートファクトリー化の推進を支援するサービスとして、工場など製造現場のデータを見える化し、生産効率向上と品質向上に貢献する「CAC Smart Factory 可視化サービス」の提供を開始すると発表した。

同サービスは、PLC(工場など製造現場の機器の制御装置:Programmable Logic Controlle)から収集したデータをIoTゲートウェイによりクラウド上に送信・蓄積し、データをグラフで可視化する。ユーザーはWebブラウザ経由でアクセスし、現場機器の稼働状況や生産状況をリモートでリアルタイムに確認することが可能になるという。また、可視化した現場データは今後のデータ解析や予防保全にも活用できるとのこと。

さらに、取得したデータにしきい値を設定することで異常発生時には瞬時に現場管理者へ通知できる。製造現場での機器トラブルの際は、遠隔地からPLCにアクセスしてトラブルの原因を特定してからメンテナンス作業やトラブルシューティングを行うことができ、保守作業の効率向上につながるとしている。

また、非常時やテレワーク時など現場に人が立ち会えない際でも、トラブルの原因によっては遠隔からの操作のみで問題を解決することが可能になるという。同社は、導入効果を手軽に実感したい企業向けにトライアルプラン(20万円/2カ月)も用意している。

同社は今後、製造現場設備の各種センサーから取得したデータの可視化に加えて、遠隔からの機器監視や機械学習による要因分析、異常検知、予兆保全のサービス、カメラ画像を用いた外観検査や作業員の動作分析などの提供を予定している。