NTTコミュニケーションズは6月29日、社内における情報の検索や、社外の顧客からの質問への回答をAIが行うサービス「COTOHA Search Assist」の提供を開始すると発表した。

同サービスは、Webブラウザから企業ごとに設けられたURLにアクセスし、管理部門やヘルプデスクのスタッフなどが業務マニュアルなどのドキュメントをアップロードすると、AIが書かれている内容を読解して取り込む。利用者がWebブラウザから自然文で質問を入力すると、アップロードされたドキュメントの全文をファイル横断で検索し、質問の意図に合致した答えが提示される。

例えば、「異動した後に必要な手続きは?」と質問すると、社内システムの設定マニュアルや、名刺の発注に関する文書など、複数のドキュメントの中から該当する文章を探し出し、手続きが記載されている箇所を提示するという。

また、一般的な回答検索サービスを導入する際に生じる、FAQ形式のドキュメントを用意する手間が削減できるだけでなく、FAQではカバーできないような頻度の低い質問にも対応することができるとのこと。

さらに、質問された内容と提示した結果の記録、および結果に対する質問者の評価を蓄積し、AIが自動で学習するため、使えば使うほど検索精度が自動的に向上し、“調べもの”に対してより的確な回答を提示することができるという。

同サービスの利用料金は、初期費用が無料、月額料金が税抜で50万円(初月無料)。利用ID数は100IDまで、ドキュメント容量は5GBまで(ファイル数は500まで)となっている。

同社は今後、対応するファイル形式の追加(PDF形式)や、プランの追加(対象ID数、ドキュメント容量、ドキュメント数の拡大)を予定している。