Microsoftは6月27日(米国時間)、「Running WSL GUI Apps on Windows 10 - Microsoft Tech Community - 1493242」において、Windows 10のWSL(Windows Subsystem for Linux)で動作するLinuxのGUIアプリケーションを利用する方法を紹介した。

Microsoftは近い将来サードパーティ製ソフトウェアを使わなくてもLinuxのGUIアプリケーションが実行できるようにすると説明しているが、記事で紹介されている方法はサードパーティ製ソフトウェアを利用する従来の方法。Microsoftが対応するまでのつなぎとして利用することができる。

記事では、次の2つの方法が紹介されている。
○Windows 10にXサーバをセットアップする方法

Windows 10に「VcXsrv Windows X Server」をインストールする。インストール時にアクセス制御を無効にする必要があるほか、無効にした後に設定ファイルに書き出しておく必要がある。
Linuxが適切に環境変数DISPLAYを設定する。再起動しても適用されるように/etc/bash.bashrcファイルに書き込んでおく。
LinuxにChromium Dev、gedit、x11-appsをインストールしてそれぞれ起動して動作を確認する。

○Windows 10からRemote Desktop Client (MSTSC)でアクセスする方法

Linuxでxfce4をインストールする。
Linuxでxrdpをインストールする。サービスとして起動する。
Windows 10でRemote Desktop Client (MSTSC)を起動しxfce4へ接続する。

上記の方法はこれまで使われてきた方法と同じだが、設定するIPアドレスを調べる方法なども詳しく説明されており参考になる。Microsoftは先日開催した開発者向けイベント「//build 2020」において、このように手間をかけることなくWSLで動作するLinuxからGUIアプリケーションを実行できるようにすると説明している。