大日本印刷(DNP)は6月29日、7月1日にPC、スマートフォンなどの端末で安全なインターネット通信を実現するクラウドサービスとして「DNPセキュア通信サービス」の提供を開始すると発表した。また、7月の1カ月間限定で無償トライアルの提供も行うという。価格は税別で初期費用が30万円〜、利用費1アカウント1000円/月。今後、2025年度までに関連サービスも含めて5億円の売上を目指す。

新サービスは、既存の通信環境を改修することなく、端末に専用アプリをインストールするだけで情報の暗号化や不正アクセスの防止が可能になり、短期間かつ低コストで、高セキュリティなテレワーク環境の構築を可能としている。

主な特徴としてクラウド上に設置したマネジメントサーバとクライアントアプリで構成され、専用アプリをインストールするだけで、既存ネットワークの設定を変更することなく、簡単・短期間かつ、低コストで安全なテレワーク環境が構築できるソフトウェアVPNサービスとなっている。

また、同サービスのクライアントアプリをインストールした端末同士は、IDとパスワードによる認証に加え、独自の電子証明書を活用した認証を行うことで、認証できない機器からの通信を遮断する。

さらに、クライアントアプリをインストールするだけで、端末同士は「ルータ越え機能」で直接通信を行うため、既存のネットワーク機器の設定変更が不要なことに加え、利用者登録、アクセス先の設定などの管理機能も同社が運営するクラウド上から提供することから、最短で5日程度で環境構築ができるという。

そのほか、クライアントアプリはWindows、Android、iOS、Linuxの各種OSに対応し、テレワーク用の専用端末を新たに調達せずに個人所有の端末の利活用が可能となり、低コストでテレワーク環境の構築や拡張を可能としている。