サン電子とNTTドコモは7月13日、ARスマートグラスと5Gネットワークを用いて、リモート環境から現場に的確な指示を出せる遠隔作業支援ソリューション「AceReal for docomo」を法人向けに提供開始した。利用料金(利用方法により、料金、提供条件を提案)は初期費用が3000円〜、月額費用が3万円前後〜。

新ソリューションはARスマートグラス、業務支援アプリケーション、サポートサービス、同社のネットワーク網と接続したクラウドコンピューティング設備を用いたサービスである「ドコモオープンイノベーションクラウド」のオプションサービス「クラウドダイレクト」がセットとなり、遠隔からの現場作業を支援する。

現場作業者がARスマートグラスを装着し、現場の映像や音声を遠隔支援者にリアルタイムに伝送するだけでなく、ドコモオープンイノベーションクラウド上にある業務支援アプリケーション「AceReal Apps」を活用することで、支援者は作業者が必要とするマニュアルや、作業指示を書いた現場画像などをARスマートグラス上に表示させることがを可能としている。

利用シーンは、主に製造業における製品の保守メンテナンス業務や、電気・ガスなどインフラ業における設備点検業務、農業におけるベテラン農家から新人農家へのノウハウ伝達などを想定。このような業務では、これまでベテランの作業者がスキルを伝達する相手と現場に同行することが多く、新ソリューションで業務の効率化や出張コストの削減に加え、新型コロナウイルス感染症対策に有効だという。

また、クラウドダイレクトに対応した通信回線やARスマートグラスの初期設定、導入後のサポートなどもワンパッケージで提供するため、セキュアかつ低遅延に同サービスを利用できる。