俳優の新田真剣佑が、佐藤健主演の映画『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』(2020年7月3日、8月7日公開)に出演することが13日、明らかになった。

和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12)、『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。

新田が演じるのは、2作品に大きく関わり、剣心の「十字傷の謎」を知る男で、上海マフィアの頭目であるシリーズ史上最恐の敵・縁。黒いサングラスの奥からわずかに見える狂気の眼、不気味なほど白い髪の色と、待望のビジュアルも公開された。縁は中国大陸の裏社会を牛耳る謎の武器商人であり、武器や軍艦を送り込み志々雄真実を操っていた男で、剣心に強烈な恨みを持ち、剣心だけでなく剣心と関わるもの、剣心が作り上げた新時代をも破壊するために、「人誅」を仕掛けてくる。

『るろうに剣心』シリーズ初参戦となった新田は、オファーを受けた時の心境を「実は何年も前にオファーを頂いていて、その時はとても嬉しかったです。ただ、これだけ有名な作品への出演と、アクションシーンもある撮影がどうなっていくのか、全く想像つきませんでした」と明かす。小岩井宏悦プロデューサーは、撮影に入る約2年前にオファーをしていたことについて「人誅編の実写化は、縁という特殊な役を演じることができる俳優がいないと成立しません。どこかに幼さを残しインターナショナルな雰囲気があって圧倒的なアクションと演技で剣心を追い込むことができる、そんな俳優です。デビュー当時に会っていた真剣佑さんしかいないと思い、2017年に企画を立ち上げる段階で大友監督に会ってもらいました。このタイミングで新田真剣佑という俳優が存在していたことに何か運命的なものを感じます」と語る。

大友啓史監督は、新田について「初めて対面した時、その真直ぐな眼差しの強さに惹かれ、すぐに彼以外考えられないとプロデューサーに話したことを鮮烈に覚えています。縁という役に不可欠な、圧倒的な若さと凄味。そして、その底に潜む狂気のような純粋さと繊細さ。大きな可能性とスケール感を体現した存在として、彼は僕の目の前に現れました。その時の直感に間違いはなかったことを、今ひしひしと感じています。縁のトレードマークである白髪とオレンジの衣装、それらを着こなす彼の身体や感性はまさに日本人離れしたもので、剣心を脅かす存在として、そのとてつもないポテンシャルが十二分に発揮されています。彼の新鮮な魅力が、間違いなく新シリーズの牽引力になっている。どうかご期待ください」と絶賛した。

海外でも活躍するアクション監督・谷垣健治による世界レベルのアクションも見どころの一つだが、新田は壮絶な撮影について「とてもハードでしたが、大友監督やアクション監督の谷垣さん、アクションチームに支えられながら、本当になんとか乗り越えられました。何日も撮影が続き身体も悲鳴をあげていましたが、すごく良い経験になりました。また、セットも巨大で大規模な撮影でしたので、毎回驚いていました」と振り返る。そして、「冒頭からすごいアクションがあります。そして、剣心と縁が出会うシーンや、剣心との闘いを繰り広げるシーンを、身を削りながら撮影したので是非見てもらいたいです。僕も一ファンとして過去3作品全部を観ていますが、この作品もとても面白くなっていると思いますので、是非縁を含め期待して待っていてください」と、作品の出来に自信を見せた。