女優の松本穂香が主演を務める、映画『みをつくし料理帖』(10月16日公開)の本ポスタービジュアル、及び主題歌が11日、明らかになった。

同作は高田郁の同名時代小説の実写化作。大洪水で両親を亡くし、幼なじみの野江(奈緒)とも離れ離れになった澪(松本)は、江戸の神田にある蕎麦処「つる家」で女料理人として働き、店は江戸でも評判になっていく。ある日、吉原の扇屋で料理番をしている又次(中村獅童)という強面の男がやってきて、あさひ太夫のために澪の看板料理を作ってくれと頼んだことから、運命の歯車が動き出す。

完成したポスターのメインビジュアルには、本作の名シーンの澪と野江が起用された。澪の指で、2人にとって忘れられない思い出がかたどられる。

更に主題歌は、松任谷由実が書き下ろした「散りてなお」を、手嶌葵が歌いあげる。大切な人や故郷、心に刻まれるものが簡単に消えはしないというメッセージをのせた。主題歌の編曲並びに劇中の音楽は松任谷正隆が担当した。
○手嶌葵 コメント

この映画で角川春樹監督の描いた世界は、優しい気持ちが自然に湧いてくるとても素敵なものでした。そして、そんな世界観に寄り添うようなユーミンさんが作って下さった主題歌。歌わせて頂けて本当に幸せでした。是非映画をご覧頂いて、優しくて、そして美しいこの歌を皆さんにも口ずさんで頂けると嬉しいなぁと思います。
○松任谷由実 コメント

この作品の主題歌を作ることが出来て、本当に良かった。
愛すべき、破茶滅茶な角川春樹さん。常人には測り知れない長い苦悩が、人生の最終章で、こんなにも丁寧なやさしさに昇華されていることに、今は感動しています。私も手嶌葵さんの質感豊かな歌唱を得て、心の奥の故郷や希望は決して消えないと、映画と共に伝えられたらうれしいです。
○松任谷正隆 コメント

僕は映画音楽が下手だ。たぶん音を資料として頭の中にストックしておけない体質だからだと思う。観たときの感情が勝ってしまって、結果暑苦しい音楽になる、というのが自己分析である。「こんな僕でいいのですか?」と聞いたら「お願いします」と角川さんに言われた。この映画が角川映画の集大成、というのならこれは僕の音楽の集大成だ、と言っておこうかな。