喜多方ラーメンの穴場を巡る--裏磐梯は高原リゾートも湖畔の温泉も思う存分

喜多方ラーメンの穴場を巡る--裏磐梯は高原リゾートも湖畔の温泉も思う存分

●超有名店もいいけど穴場もいい! 早朝も深夜も喜多方ラーメンは待っている
裏磐梯高原には絶景の観光名所が多く、避暑に向いた温泉リゾートホテルが多数点在している。福島県の中でも特に素晴らしい観光スポットだが、飲食店はもちろん、コンビニもほとんどないのが唯一の欠点だ。そのため、西に隣接する喜多方市で喜多方ラーメンを食べてから、裏磐梯へ向かうことをオススメしたい。付近を代表する観光スポット「五色沼」を効率的に巡る方法を含め、裏磐梯の温泉の魅力を紹介しよう!

○銘店ぞろいの喜多方ラーメンは朝からイケる

そもそも喜多方ラーメンとは何か。醤油のイメージが強いと思うが、実は醤油以外にも多種多様な味わいがある。共通した定義としては、「平打ち熟成多加水麺」と呼ばれる、比較的水分量の多い麺を使用していることだ。

喜多方市にはラーメン屋が多数あり、喜多方ラーメンの組合「老麺会」加盟店舗だけでも50軒近くある。中でも有名なのが、喜多方ラーメンの発祥の店「源来軒」と、全国的にチェーン展開している「坂内食堂」だ。

初めて喜多方ラーメンを食べる場合は、このような有名店で食べるのが無難だが、福島県は思いの他、首都圏からも比較的近い。きっといろいろなお店にトライできるはずである。そこで、ここでは比較的穴場の三軒を紹介しよう。

喜多方ラーメンの銘店は、昼から夕方までの営業が多いが、中には朝から営業している店もある。「坂内食堂」も7時からオープンだが、「あべ食堂」も7時半からオープンしている。喜多方で朝食を済ませれば、裏磐梯の観光も午前中から堪能できるので、効率のいい旅ができるだろう。

トンコツ・煮干しのダシが見事に調和したスープはもちろん、麺にもこだわった「中華そば」は、まさに絶品。誰にでも自信を持ってオススメできる。

数ある喜多方ラーメンの銘店の中で、「坂内食堂」とともに不動の人気を誇るのが「食堂なまえ」だ。民家のような素朴でこじんまりとした店舗は、いかにも地方の食堂の雰囲気。極太の麺と透明なスープが特徴で、透明なのに絶妙なコクがあるスープが癖になるおいしさ。一番シンプルな「中華そば」は税込550円と格安で、心の底から温かい気持ちになれる一軒だ。

○醤油も味噌も塩も期待を裏切らない

最後に紹介したいのが「来夢」(らいむ)。変わった名前だが近代的な店舗で、県内にチェーン展開している。「来夢」を推薦する理由は、年中無休で深夜まで営業しているので、観光の帰り道でも利用しやすいから。

また、典型的な喜多方ラーメンの醤油味だけでなく、味噌味も塩味も、安定感抜群のうまさで、喜多方ラーメンを好みの味で楽しめる点だ。会津若松や郡山にも支店があるので、裏磐梯からの帰り道で、喜多方まで遠回りする必要がないのもありがたい。福島観光の締めくくりに、知っていると非常に便利な銘店だ。

●information
喜多方ラーメン組合「老麺会」
あべ食堂
住所: 福島県喜多方市緑町4506
食堂なまえ
住所: 福島県喜多方市字永久7693-3
来夢 喜多方本店
住所: 福島県喜多方市字稲荷宮7
アクセス: JR磐越西線 喜多方駅から徒歩圏内

身体においしいものを堪能したら、いよいよ裏磐梯を代表する観光スポット「五色沼」へ行ってみよう。

●美しき五色沼で深呼吸! ロケーションもグルメも抜群な温泉ホテルはここ
○五色沼自然探勝路は反対側から攻めるべし

実は五色沼という名前の沼はなく、正式名称は「五色沼湖沼群」で、大小数十の沼の総称となる。「五色沼自然探勝路」という沼めぐりの遊歩道も整備されている。

五色沼入り口バス停で下車すると、最大の沼「毘沙門沼」に到着する。大規模な無料駐車場も売店もあり、いかにも観光地という賑わいで、ボートに乗ることもできる。晴れていれば、雄大な磐梯山の勇姿を一望できる絶景スポットだ。

毘沙門沼には赤いハートマークが付いた真っ白な鯉もいる。巨大な沼だが、鯉はエサを求めて岸に近づく習性があるので、意外と簡単に目撃できるだろう。また、出現すると観光客から歓声が上がるので分かりやすいのもある。珍しい鯉なので、目撃できると結構な満足感で満たされる。

毘沙門沼から「五色沼自然探勝路」で沼めぐりの散策をすると、次の沼まで結構な距離がある上に、車で来た場合には、また毘沙門沼まで戻る必要もある。実は、反対側の「裏磐梯高原駅」バス停から歩き弁天沼で折り返すと、効率的に散策できる。中でも本当に青い「青沼」は必見だ。

●information
五色沼湖沼群
住所: 福島県耶麻郡北塩原村桧原
アクセス: JR磐越西線「喜多方駅」から裏磐梯ロイヤルホテル行きバスで約1時間。五色沼入り口下車。または、JR磐越西線「猪苗代駅」から裏磐梯高原駅・桧原行きバスで約30分。五色沼入り口下車

○ロケーション最高の温泉ホテル

裏磐梯には高原リゾートホテルが多数点在しているが、源泉かけ流しの温泉完備で、観光に極めて便利なロケーションにあるのが、裏磐梯レイクリゾートだ。遊覧船も運行されている裏磐梯最大の湖「桧原湖」に面した湖畔のホテルで、遊覧船乗り場にも隣接している。

「五色沼自然探勝路」の「裏磐梯高原駅」側の入り口にも隣接しており、滞在中に五色沼散策を随時行える。裏磐梯を代表する観光スポットの入り口に佇む宿で、これ以上観光に便利な温泉宿は他にない。

温泉は宿泊はもちろん、日帰り入浴も可能。温泉らしい褐色の湯を一度経験すれば、次回は宿泊で利用したいと思うに違いない。著名な料理長を招聘(しょうへい)したことでも知られ、食事の素晴らしさは言うまでもない。手軽なバイキングプランでも、食べ放題とは思えない手のこんだ料理を堪能できる。

●information
猫魔温泉 裏磐梯レイクリゾート
住所: 福島県耶麻郡北塩原村 大字桧原字湯平山1171-1
アクセス: JR磐越西線「喜多方駅」から裏磐梯ロイヤルホテル行きバスで約1時間。裏磐梯高原駅下車すぐ。または、JR磐越西線「猪苗代駅」から裏磐梯高原駅バスで約30分。終点下車すぐ。なお、JR磐越西線「猪苗代駅」まで宿泊者送迎バスあり

福島県を代表するご当地グルメ・喜多方ラーメンを楽しみ、付近を代表する観光スポット「五色沼」を効率的に散策する裏磐梯高原の旅、いかがだっただろうか。裏磐梯は冬は雪に閉ざされるので、夏から秋までの観光シーズンを存分に楽しむのがオススメ。

また、秋の紅葉も最高なので、秋にも是非訪れてほしい。今回は裏磐梯高原を中心に紹介したが、車で行く場合には土湯峠温泉郷などの、福島市山岳部の秘湯も合わせて周遊することも可能だ。

○筆者プロフィール: 藤田聡
温泉研究家、オールアバウト「温泉」「紅葉スポット」ガイド。温泉旅行検定試験で2年連続日本一になり、検定協会から「温泉旅行博士」の称号を授与される。温泉地を中心に周辺観光地の取材・撮影を行い、海外旅行にも決して負けない、国内旅行の奥深い魅力をメディアで発信中。紅葉や一本桜、夜景や四季の花などの絶景スポットにも精通している。

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