Apple、新しいiPhoneのTVCMを3本公開--ガラケーからiPhoneに変える時が来た

Apple、新しいiPhoneのTVCMを3本公開--ガラケーからiPhoneに変える時が来た

Appleは、iPhoneの新しいTVCM、3本を公開した。いわゆるガラケー(フィーチャーフォン)から、iPhoneへの買い替えを提案するという内容で、いずれも最後は「さあiPhoneへ」というメッセージで締め括られている。AppleのTVCMは基本的にグローバル市場向けに制作されており、字幕をつけてローカライズというケースが多いのだが、今回は完全に日本向けに作られたオリジナルだ。TVでは明日11日の朝から、全国ネットでの放映が予定されている。

新たに制作された3本はそれぞれ「決断の時」「朝の準備」「アートなケーキ」と題され、「決断の時」には会社社長と思しき人物、「朝の準備」には三十代の男性、「アートなケーキ」には二十代の女性が、自分の分身となる人形のキャラクター(アバター)とともに登場する。

「決断の時」編では、社長の「この音(ガラケーを折りたたむ音)、仕事した気がする」という台詞で切り出したのに対し、アバターがiPhoneなら会社のメールも読めるし、添付ファイルも開けるし、リンクにも飛べて、画像も綺麗と、ビジネスシーンでのiPhoneの優位性を説く。

「朝の準備」編は、男性が不安そうな面持ちで、起床のためにガラケーの時報を設定すると、アバターが「Siriなら話しかけるだけだよ」と、たちどころにiPhoneでアラームをセットする。

「アートなケーキ」編は、女性がガラケーでケーキの写真を撮ると、アバターがiPhoneならもっと綺麗に撮れるし、撮った写真をSNSなどで他の人と共有するのも簡単と、iPhoneのカメラの美しさと容易な操作性をアピールする。

いずれも、アバターが「あなた、本当はこう思っているのでは?」と応答する構成で、メインキャラクターは、本音の部分ではiPhoneを使いたい、使ってみたいと考えているのだけど、どうなんだろうという設定になっている。継続してガラケーを利用する理由は、使い慣れているからなど様々だろうが、CMで描かれている人物が思っていることは、実際、多くのガラケーユーザーが感じていることと一致するのではないだろうか。ガラケーからiPhoneへ乗り換えようかどうしようかと悩んでいる人々の背中を押してあげるというのが、今回のプロモーションのコンセプトなのだろう。中味もガラケーユーザーを少し茶化してはいるが、決して馬鹿にしたり、貶めたりといったものではなく、提案型の「iPhoneにする時が来たんじゃないの?」という形になっている。

長きに亘ってガラケーを使用している人の中には、今、まさに問題に直面しているという人も少なくないのではなかろうか。例えば、モバイルSuicaが使えなくなるということがなかっただろうか? モバイルSuicaでは、ユーザーの情報を保護するため、暗号化通信が施されているのだが、その暗号化通信にはサーバ証明書というものが必要となっている。それまでサーバ証明書で使用されていた「SHA-1」という方式から「SHA-2」方式へと移行するため、昨年、「SHA-2」方式および「TLS1.0以上」に対応していないガラケーでは、モバイルSuicaの利用ができなくなるというアナウンスがあった。また、つい最近でも、auの「EZアプリ」配信停止を受けて、auフィーチャーフォンでのモバイルSuica利用ができなくなるという発表があった。その他にもガラケーでの提供が終了する/したサービスは多く、かつては確かに利便性が高かったが、現在では逆に不便と感じるユーザーも増えているのではと思われる状況になりつつある。

Appleは、今回のCMのほかにも特設サイトをオープンするなど、ガラケーからiPhoneへの乗換えを促す施策を幾つか講じる模様だ。Apple Storeで提供している下取りプログラムでは、実店舗のみで特別買取価格なるキャンペーンを実施し、8月11日から9月12日までの間、ガラケー(動作するもの)の下取り価格が6,000円となる。非iOS端末の買取も期間中、プラス5,000円の査定となるので、Androidガラホユーザーにもおススメだ。

実店舗でiPhoneに機種変更すれば「パーソナルセットアップ」が受けられる。これは、ガラケーからの連絡先などのデータ移行含め、スタッフが新しいiPhoneのセットアップをサポートしてくれるというものだ。このサービスは無料で提供される。

さらに、こちらも無料、Apple Storeにて実施されている学習講座「Today at Apple」では、ガラケーユーザーに向け、購入前に家族や友人と一緒に、カメラ機能をメインにiPhoneを体験できる「PhotoWalk」が予定されている。また、Today at Appleでは、「Basics」と題されたプログラムが用意されていて、購入後もiPhoneの基本的な使い方を学べるようになっている。

全方位型でガラケーユーザーの乗換えを歓迎するという体勢が整っているので、お盆休みを利用して、近隣のApple Storeへ足を運んでみては如何だろうか。

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