次世代移動通信サービス「5G」を3月26日より本格スタートさせるKDDI(au)。5G対応スマートフォンは7機種を投入しますが、注目なのが国内ではau独占販売となるオッポ、ZTE、シャオミの中国メーカー3製品。価格も抑えられる見込みで、コスパの高さで注目を集めそうです。

そこで、オッポの「OPPO Find X 2 Pro(OPG01)」とZTEの「ZTE a1(ZTG01)」をいち早く実機でチェックしていきたいと思います。なお、シャオミの「Mi 10 Lite 5G」はスペックなどが一切公開されておらず、端末もまだ用意されていません。
○OPPO Find X2 Pro

「OPPO Find X2 Pro(OPG01)」は、auとしては初めてのオッポ製端末です。グローバル版でも発表されている製品ですが、日本ではauからの登場となりました。グローバル版ではデュアルSIMでしたが、日本版はシングルSIMになるなど、いくつかの仕様変更が盛り込まれています。逆に、おサイフケータイなどの日本仕様が盛り込まれなかった点は残念なところです。

ディスプレイは、3,168×1,440(QHD+)表示に対応した約6.7インチのAMOLEDディスプレイを搭載。リフレッシュレートは最大120Hzで、なめらかな映像再生が可能です。メモリは12GB、ストレージは512GBで、本体サイズは74.4(W)×165.2(H)×8.8(D)mm、重さはブラックが約217g、オレンジが約200gとなっています。

ボディで特徴的なのが、ブラックはセラミック素材、オレンジはヴィーガンレザーと素材を変えていること。どちらも質感が高く、特色のある手触りをもたらしてくれます。もちろん、防水防塵もサポートします。

表示性能では、独自のO1 ウルトラビジョンエンジンの搭載で高画質な映像再生ができることに加え、通常の映像もHDR動画に変換するなど映像表現が強化されています。

背面カメラは、有効画素数約4,800万画素のメインカメラ、同4,800万画素で画角120度の超広角カメラ、10倍ハイブリッドズームが可能なペリスコープ(潜望鏡)構造の同1,300万画素望遠カメラの3つのカメラを搭載。暗所での撮影に優れた「ウルトラナイトモード3.0」などのカメラ機能を搭載するほか、超広角カメラで高い動画の手ブレ補正性能を誇る「Ultra Steady」、リアルタイムの「Live HDR動画撮影」などの機能も備えます。

グローバル版の発表から日本版の発売までが比較的近いこともあってか、おサイフケータイに対応しないのが唯一の難点ですが、コストパフォーマンスの高い5Gスマホとして期待度の高い製品です。
○OPPO Find X2 Proのおもな仕様

OS:Android 10ベースのColorOS 7.1
CPU:Snapdragon 865
内蔵メモリ:12GB
ストレージ:512GB
外部ストレージ:―
サイズ:W74.4×H165.2×D8.8mm(ブラック)、W74.4×H165.2×D9.5mm(オレンジ)
重量:約217g(ブラック)、約200(オレンジ)
ディスプレイ(解像度):約6.7インチ 有機EL(3,160×1,440ドット)
アウトカメラ:メイン・約4,800万画素(f/1.7、光学式手ブレ補正)、超広角・約4,800万画素(f/2.2、広角120°)、望遠・約1,300万画素(f/3.0、光学式手ブレ補正)
インカメラ:約3,200万画素(f/2.4)
Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax(Wi-Fi 6)
Bluetooth:5.1
バッテリー容量:2,130mAh×2(約4,260mAh相当量)
連続待受時間:測定中
通信速度(5G):後日公開予定
通信速度(4G):後日公開予定
防水/防塵:IPX8、IP6X
生体認証:ディスプレイ指紋認証、顔認証
ワンセグ/フルセグ:―/―
おサイフケータイ:―
接続端子:USB Type-C
カラーバリエーション:ブラック、オレンジ
※サイズ、重量、バッテリー容量は暫定値

○ZTE a1

「ZTE a1(ZTG01)」も、KDDI初となるZTE製スマートフォンです。現時点で価格は非公表ですが、かなり手ごろな価格を想定しているようです。今回発表の5G対応スマートフォンの中では、スペック非公表のXiaomi Mi 10 Lite 5Gを除けば、唯一ミドルレンジのSoCであるSnapdragon 765G 5Gを搭載しています。

今回公開されたのはモックアップで、稼働品はありませんでした。同社によれば、ZTE a1のグローバルモデルは未発表で、発表順的にはZTE a1がベースモデルになる、としています。ディスプレイは2,340×1,080(FHD+)の表示に対応する6.5インチ液晶で、メモリは6GB、ストレージは128GBで、本体サイズは77(W)×164(H)×9.0(D)mm、約185g(いずれも暫定値)です。

現時点で明らかになっている機能は多くありませんが、深度測位用のToFカメラを含むクアッドカメラや、ハイレゾ音楽再生などの機能を備えているとのこと。残念ながら、おサイフケータイや防水防塵には非対応となります。

背面カメラは有効画素数4,800万画素、同800万画素、同200万画素のカメラをそれぞれ搭載。4,800万画素のメインカメラは暗所に強いマルチフレームノイズリダクション機能を備え、4cmまで近寄れるマクロ撮影、画角120度の超広角カメラと、それぞれ特徴的な機能を備えます。

大画面とクアッドカメラを特徴としたミドルレンジスマートフォンながら、戦略的な価格を想定しているようです。現時点で価格は明らかにはなっていませんが、5Gスマートフォンを広める起爆剤として期待できそうです。
○ZTE a1のおもな仕様

OS: Android 10
CPU: Snapdragon 765G
内蔵メモリ: 6GB
ストレージ: 128GB
外部ストレージ: microSDXC(最大1TB)
サイズ: W77×H164×D9.0mm
重量: 約185g
ディスプレイ(解像度): 約6.5インチ液晶(2,340×1,080ドット)
メインカメラ: 約4,800万画素+約800万画素+約200万画素+ToFカメラ
インカメラ: 約3,200万画素
Wi-Fi: IEEE802.11ac
Bluetooth: 5.0
バッテリー容量: 4,000mAh
連続待受時間: 測定中
通信速度(5G): 受信最大2.1Gbps/送信最大183Mbps
防水/防塵: -/-
生体認証: ○(指紋認証)
ワンセグ/フルセグ: -/-
おサイフケータイ: -
接続端子: USB Type-C
カラーバリエーション: ブラック