ゼンハイザージャパンは、ノイズキャンセリング(NC)機能を搭載した新しい完全ワイヤレスイヤホン「MOMENTUM True Wireless 2」(M3IETW2)を5月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭価格は税別36,300円前後を見込む。カラーはブラックとホワイトの2色。

2018年発売の完全ワイヤレスイヤホン「MOMENTUM True Wireless」の後継機で、独自に開発した7mm径のダイナミック型ドライバーを搭載。新たに、外側のマイクで騒音を拾って低減する「フィードフォワード方式」のアクティブNC機能を備え、イヤホン自体の形状を耳穴にフィットさせて遮音するパッシブなNC効果を組み合わせることで静寂さと高音質を両立した。

ゼンハイザーの「ノイキャンは強ければ良いというものではない」という理念に基づき、NC特有の圧迫感のない、自然なノイズ低減効果を実現。「声や楽器の質感をありのままに再現」しつつ、自然なNCによって「喧噪の中でも大音量にする必要がなく、耳に優しい」としている。イヤホンを耳に付けたまま外の音を聞ける外音取り込み機能は従来機種から引き続き対応しており、人の話し声などが不自然に響かず、はっきり聞き取れるようにした。

LDSアンテナとクアルコムの最新チップセットを採用。混雑した環境でも途切れにくいBluetooth 5.1 Class1をサポートし、スマートフォンなどのデバイスとの安定した接続を追求。従来は左右イヤホン間の通信でNFMIを採用していたが、新チップ採用などの仕様変更に合わせて最適化されたBluetooth接続に変わっている。クアルコムの「TrueWireless Stereo Plus(TWS+)」には非対応だが、ゼンハイザーが長年プロ向けワイヤレスマイクで培ったノウハウも活用し、さまざまなスマホとの間で途切れにくい接続を実現する。

ハンズフリー通話に対応し、2つのマイクを使ったビームフォーミング技術によってクリアな通話を可能にした。また、SiriやGoogleアシスタントといったスマートフォンなどの音声アシスタントを、本体のゼンハイザーロゴをタップして呼び出すこともできる。

コーデックはSBC、AAC、aptXをサポート。従来機種では対応していた低遅延なaptX LL(Low Latency)コーデックには非対応だが、ユースケースを調べた上で今回は採用を見送ったという。再生周波数特性は5Hz〜21kHz、感度は107dB(1kHz/1mW)で、従来機種と同じだ。

独自のコントロールアプリ(無料)を使い、イコライザでユーザーが好みに合わせたサウンドに調整できる。左右の本体をタップすることで音楽再生やNC・外音取り込みのオン/オフといった各種操作が行えるが、アプリから左右の機能割り当てをカスタマイズして使いやすくすることも可能だ。イヤホンの着脱で音楽を一時停止・自動再生する「スマートポーズ」のオン/オフ設定も選べる。

本体はIPX4準拠の防滴性能を装備。従来機種よりも直径を2mmコンパクト化することで耳穴へのフィット感を高め、落ちにくく安定した装着感を追求している。重さは両耳あわせて約12g。

バッテリー持ちも強化。本体最大7時間+充電ケース最大21時間で、最大28時間になった(従来は本体最大4時間+充電ケース最大8時間で最大12時間)。ファブリック素材を使った充電ケースや、イヤーピースが付属する。