JR西日本は27日、「大阪環状線改造プロジェクト」の一環でリニューアル工事を進めている京橋駅に関して、これまで駅業務施設の移設などを中心に進めてきたが、今後はエレベーター・エスカレーターやトイレなど、利用者向けの設備が順次使用開始となることを発表した。

大阪環状線とJR東西線・学研都市線(片町線)が接続する京橋駅では、京橋エリアの魅力あるまちづくりの一端を担うと同時に、ターミナル駅としてふさわしい機能を整備するため、2017年8月からリニューアル工事が進められてきた。これまで駅業務施設の移設などを中心に進めてきたが、4番のりば(大阪環状線外回り)の可動式ホーム柵が3月に使用開始となり、すべてののりばに可動式ホーム柵が整備されたことを受け、今後は増設・改良中の利用者向け設備を順次供用開始するという。

3番のりば(大阪環状線内回り)・2番のりば(学研都市線)間のエレベーターは4月18日から使用開始し、4番のりば(大阪環状線外回り)・1番のりば(JR東西線)間のエレベーターと、4番のりば・2番のりば間のエレベーターは夏頃の使用開始を予定している。これにより、エレベーター1回の使用で大阪環状線とJR東西線・学研都市線の乗換えが可能となる。エスカレーターは最も利用の多い北口改札から大阪環状線のりばへ上り・下りともに整備し、朝夕の混雑時もスムーズに移動できるようにする。

「大阪環状線改造プロジェクト」では、駅の美装・改良において「トイレ改良」を重点項目と位置づけ、「暗い・臭い・汚い」の解消を基本に、社会環境の変化も踏まえた設備の充実も加え、集中的改良を進めている。京橋駅以外の18駅でリニューアルが完了しており、京橋駅では最も利用の多い北口トイレからリニューアルを実施。多機能トイレのほか、ベビーケアルーム(授乳室)、こどもトイレ、パウダーコーナーを新設し、個室の空き状況がひと目でわかるモニターをトイレ前に設置する。北口トイレは4月26日から使用開始。南口・西口トイレも順次リニューアルを予定している。

北口改札の外観デザインを刷新する駅舎リニューアルと、駅構内の美装化も実施。駅構内の店舗もリニューアルし、より便利で快適な駅舎とする。3・4番のりば(大阪環状線内回り・外回り)と南口改札、西口改札も美装化し、明るくきれいな駅舎をめざす。