日本HPは6月29日、主にクリエイティブ用途を想定したPC新モデルとして、クラムシェルスタイルの15.6型ノートPC「HP ENVY 15」シリーズを発表した。スペック構成によって、パフォーマンスモデルを2機種、パフォーマンスプラスモデルを1機種、クリエイターモデルを1機種、計4機種のラインナップとなる。

HP ENVY 15のボディは、アルミを用いたシンプルなデザイン。高いスペックを効果的に冷却するために、真空液体冷却技術を採用したベイパーチャンバーを搭載し、エアフローの最適化も図った。

15.6型のディスプレイは有機ELまたはIPS液晶で、DCI-P3の色域を100%カバー。出荷時にキャリブレーションを行い、色差(ΔE)<2という高い色再現性を確保している。DisplayHDR 400もサポート。輝度は400nit、コントラスト比は100,000:1となっている。

独自のソフトウェアとして、パフォーマンスやネットワーク速度のコントロール、ディスプレイの画面モードなどの選択を行う「HP Command Center」をプリインストール。また、iOS用・Android用のアプリを使って、スマートフォン側の写真や動画を転送できる「HP QuickDrop」に対応している。
○HP ENVY 15のスペック概要

ハイエンドとなるクリエイターモデルの価格は289,800円から(以下すべてHP Directplusの税別直販価格)。主な仕様は、CPUがIntel Core i9-10885H(2.40GHz)、チップセットがIntel HM470、メモリがDDR4-2933MHz 32GB(16GB×2、最大32GB)、ストレージが2TB SSD(RAID 0、1TB×2、PCIe NVMe M.2)、グラフィックスがNVIDIA GeForce RTX 2060 with Max-Q design(6GB)、OSがWindows 10 Pro 64bit版。

インタフェース類は、Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)準拠の無線LAN、Bluetooth 5.0、約92万画素Webカメラ、microSDカードスロット、HDMI 2.0、USB 3.O×2、USB Type-C×2、ヘッドホン出力/マイク入力コンボポート、指紋認証センサーなど。

このうちUSB Type-C×2は、Thunderbolt 3、USB Power Delivery、DisplayPort 1.4、電源オフUSBチャージ機能に対応している。Webカメラには物理シャッターを設け、プライバシーに配慮した。

15.6型のディスプレイは、有機ELの4K(3,840×2,160ドット)解像度、タッチ対応。バッテリ駆動時間は最大約6.5時間。本体サイズは約W358×D237×H18mm、重さは約2.15kg。

ミドルハイのパフォーマンスプラスモデルは239,800円から。CPUがIntel Core i7-10750H(2.60GHz)、ストレージが2TB SSD(PCIe NVMe M.2)となるほかは、クリエイターモデルとほぼ同等。

また、パフォーマンスモデルの2機種は179,800円から。CPUがIntel Core i7-10750H(2.60GHz)、メモリがDDR4-2933MHz 16GB(8GB×2、最大32GB)、ストレージが512GBまたは1TBのSSD(PCIe NVMe M.2)、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 1660 Ti with Max-Q design グラフィックス(6GB)、ディスプレイがフルHD(1,920×1,080ドット)のタッチ対応IPS液晶となる。そのほかの主な仕様は、パフォーマンスプラスモデルとほぼ同等。