広報ながぬま(北海道長沼町)

令和2年11月号

◆貴金属の強引な買い取り・・・返してほしいが解約できる?

◇道立消費生活センター事例より
4日前、「古いTシャツや毛玉の付いたセーターがあれば100円でも200円でも買い取ります」と事業者から電話があった。買い取りトラブルのことを思い出して、貴金属は売らないことを約束して事業者の来訪を承諾したところ「30分後に2名の営業員が行くので用意しておいてください」と言われたので、衣類等を玄関に出しておいた。しばらくして、事業者が来訪し、出しておいた衣類等を買い取り商品用の箱に入れた。その後、「貴金属を見せてください。写真を撮り本部に送る必要があるので」と言われ、ネックレスと指輪を見せた。すると事業者は「宝の持ち腐れだ」と言って、買い取り商品用の箱に勝手に入れたので、「母の形見なので売る気はない」と言ったが聞き入れてくれなかった。来訪から2時間も経って疲れてしまい、早く帰ってほしくて仕方なく買い取りに応じ、総額3万円で売却し、契約書面を受け取った。しかし、貴金属は売りたくなかったので返して欲しい。解約できるか。(70代女性)

◇不用品を買い取ると連絡を受け、貴金属を安く買い取られたという被害は、今も多く発生しています。
◇トラブル防止のポイント
・事前の連絡も無く、突然訪問をしてきた買い取り業者は家に入れないでください。買い取りの勧誘をすることは禁止されています。
・事前に買い取りを承諾した物品以外を売るのはやめましょう。当初の話とは別の売却を求めることは禁止されています。
・事業者に紛失・売却されるリスクを避けるため、契約後8日間(クーリング・オフ期間中)は物品を渡さず、手元に置いておきましょう。
※事例では、事業者が電話をかけて消費者宅を訪問しているので、クーリング・オフは可能です。
・貴金属はむやみに見せない、触らせないようにしましょう。
・どうしたらよいか、ご自身で判断に迷う場合や、少しでも怪しいと思ったら、最寄りの消費者センターを案内する「消費者ホットライン」の電話番号「188」を利用して下さい。


問合せ先
南空知消費生活相談室
電話
0123-72-3581