NETWORKにしかわ(山形県西川町)

令和2年12月号

~事業の紹介やその進ちょく状況についてお伝えします~

■第72回
◆子どもたちの発達や学びをなめらかにつなぐ保小中一貫教育「西川学園」の取り組みについて
担当課/学校教育課

〜保育園と小学校の連携〜
▼保育園での幼児教育
平成30年に「保育所保育指針」が改訂され、保育所も幼稚園などと同様に幼児教育を行う施設に位置付けられました。そのことを受け、にしかわ保育園でも、幼児期に育みたい資質・能力を意識した幼児教育に積極的に取り組んでいます。
また、小学校では保育園で身につけたことを生かしながら教科などの学びにつなげることが重要となっています。
町では保小中一貫教育の中で、保育園と小学校がなめらかにつながるように様々な取組みを進めています。

▼保育園を会場に保小中合同研修会を実施
8月21日と28日の2回、村山教育事務所の先生を講師に招き、にしかわ保育園で保育園・小学校・中学校合同の研修会を行いました。
研修会では幼児期における遊びの重要性について講話が行われ、実際の園児の姿を通して、遊びの中に「考える」「試す」「心を寄せる」「言葉で伝える」などの幼児期に育みたい要素が詰まっていることを学びました。

▼卒園・入学を意識しそれぞれのカリキュラムを工夫して
保育園、小学校では互いに授業を参観し、子どもたちの情報を共有する保小連絡会を行っています。
そして、子どもたちの発達や学びがなめらかにつながるよう工夫しながら次のカリキュラムを実施していきます。
◇保育園では「アプローチカリキュラム」
卒園を前にした年長児のおおむね10〜3月の期間において、子どもたちの育ちを確認しながら、小学校での生活や学習を意識した保育を行っていくプログラムです。
◇小学校では「スタートカリキュラム」
新入児童の入学直後約1〜2カ月間に実施する、保育園で体験してきた遊びの要素とこれからの小学校生活の中心をなす教科学習の要素の両方を組み合わせた、合科的な学習プログラムです。

〜小学校と中学校との連携〜
▼小中交流あいさつ運動
今年度も小中交流あいさつ運動が、10月13日〜15日の3日間行われました。
中学生の代表が小学校を訪ね、登校してくる小学生を「おはよう」のあいさつで出迎えました。大きな声であいさつしてくれる中学生に、小学生も大きな声で返す姿はとても清々しい気持ちにさせてくれます。
このような小学生と中学生の交流を通して、小学生の中学生へのあこがれや、中学生の小学生に対する思いやりの気持ちを育てることも、一貫教育のねらいの一つです。

▼小規模だからできること
町では保育園、小学校、中学校が1園・1校だからこそ、園児、児童、生徒の交流、保育士と教員の連携がスムーズにできていると捉えています。
今後さらに、少規模のメリットを生かしながら、子どもたちが主体的に自己を発揮し、学びに向かう保小中一貫教育を進めていきます。


問合せ先
学校教育課
電話
0237-74-2114