広報くにみ(福島県国見町)

令和3年1月号

■国見町長 引地真
明けましておめでとうございます。皆様には、寿ぎの新しい年をお迎えのことと心からお喜び申し上げます。

昨年の出来事を振り返りますと、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大に尽きるのではないでしょうか。昨年1月15日に国内で、3月7日に福島県内でそれぞれ初めての陽性患者が確認されて以降、連日新型感染症に関する報道で、不安な日々をお過ごしになられた方も多かったと思います。町内では、新しい生活様式の徹底・継続により、大規模な感染拡大には至っていませんが、引き続き感染防止対策の取り組みをお願いいたします。

今年は東日本大震災、そして福島原発事故から10年となる節目の年です。これまでの価値観や永遠に続くと思われた平穏な日常があの日、根底から覆されました。あれからの10年、国見町は町民と議会と行政が一体となり、「ピンチをチャンスに変える」との強い思いで、復旧・復興・再生を進めてきました。平成27年5月に新庁舎が開庁、平成27年10月に住宅除染が完了、そして平成29年5月に道の駅国見あつかしの郷が開業しました。さらに、本年3月には仮置場に保管される除去土壌などの撤去・搬出が完了する予定で、国見町は未曾有の大災害からの復旧・復興とともに、新たなまちづくりに向け、確実に歩みを進めています。

私が基本理念とする「命を大切に、誰もが幸せに暮らせる国見町」の創造に向け、町民の皆様との対話を重視していくこととします。率先して地域に出て、皆様の声に耳を傾け、多くの皆様と連携して行動し、町民と議会と行政の共感の上にまちづくりを進めていきます。小さな声や声を発することをあきらめてしまっている方の心の中にこそ、幸せな国見町の創造の真髄、核の部分があるのかもしれません。
そういった方々の思いを大切にしながら、気づき、共に考え、行動し、掲げた目標を一緒に達成していきたいと思います。

国見町をもっと良くしたいと思う気持ち、すべての人に幸あれかしと願う気持ちを大事にしてまいりますので、皆様のより一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、本年が皆様にとって、幸せの光が降りそそぐ素晴らしい年になるよう心よりお祈りし、年頭のごあいさつといたします。

■国見町商工会長 渡辺勝弘
新年明けましておめでとうございます。
町商工会を代表いたしまして、謹んで新春のごあいさつを申し上げます。皆様におかれましては、輝かしい新春を健やかに迎えられたことと、心よりお喜びを申し上げます。また、日頃より当商工会の各種事業に対しまして、ご支援・ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。

昨年は、「新型コロナウイルス感染症」により、「ヒト・モノ・カネ」の動きが全世界で滞り、現在も様々な方面で影響を及ぼしています。今年の干支は、辛丑(かのと・うし)です。「辛」は植物では変化が生まれる、新たな生命がきざし始める状態。「丑」は発芽直前の命の息吹を表しています。「辛」と「丑」は、相手の力を生かし強め合う関係です。穏やかな衰退、痛みを伴う幕引きと、新たな息吹が互いを生かし合い、強め合うことを意味し、大きな希望が芽生える年になることを示しています。

当商工会も、地域の経済と商工業の活性化を実現するために、地域住民はもとより、町や地域の様々な関係先と情報を共有し、広範な連携を図りながら、事業者の積極的な支援や各事業所の活性化、ひいては地域が元気になるために従来の殻を破り、何か新しい方策を模索してまいりますので、より一層のご協力をいただきたいと存じます。
結びに、皆様のご繁栄とご多幸、ご健勝を心よりご祈念申し上げ、ごあいさつといたします。