広報おおたま(福島県大玉村)

2020年11月号

決算並びに予算の執行状況に関する報告は、「大玉村財政状況の作成及び公表に関する条例」に基づいて公表するもので、主な内容についてお知らせいたします。
皆さんから納められた税金などがどのように使われたのか、その使い道などについてご覧いただき、今後とも村政に対するご理解とご協力をお願いいたします。

■令和元年度決算概要

令和元年度の一般会計及び各特別会計等の決算が先の9月定例議会で認定されました。
令和元年度の村の決算は、平成30年度に比べ、アットホームおおたま改修事業等の完了による普通建設事業費等の減少の反面、台風19号災害に伴う災害復旧費並びに公共施設整備基金の創設に伴う積立金の増加により、決算額は増加となりました。
厳しい財政状況にある本村ではありますが、「小さくても輝く大いなる田舎大玉村」創造のため、第4次総合振興計画に基づく各種施策を実施し、生活環境の整備、産業の振興、教育文化の向上、福祉・健康の充実などに積極的に取り組んでまいりました。
また、補助事業等を活用し、引き続き除染対策事業をはじめ、原発事故に伴う風評被害払拭のための各種施策も継続して展開してきました。
この結果、令和元年度の一般会計決算額は、歳入総額57億4千7百48万1千円に対して、歳出総額が53億3千6百63万円となり、翌年度へ繰り越すべき財源を除いた実質収支額は、3億3千7百53万8千円の黒字決算となりました。
また、令和元年度の主な財政指標は、財政力指数が0.008ポイント上昇し0.387、財政構造の弾力性を表す経常収支比率は0.7%減の87.9%となりました。また、健全化法に基づく実質公債費比率は0.5%増の7.4%となりましたが、早期健全化基準(25%)を下回っており、健全な財政が保たれました。
引き続き、経費の節減や事務事業の効率化を図り、健全財政の維持に努めてまいります。

◆各会計の歳出決算額(単位:円)



〇歳入
歳入の状況を見ますと、繰入金(対前年度比215.1%、5億5千1百56万1千円増)や地方交付税(対前年度比2.2%、3千6百26万5千円増)が増加しました。対して、国庫支出金(対前年度比27.3%、1億4千7百41万8千円減)や村債(対前年度比41.5%、1億3千4百80万円減)等が減少しました。歳入総額は前年度と比較し3.9%、2億1千4百7万9千円の増となりました。

〇歳出
歳出については、積立金(対前年度比225.3%、5億9千4百7万6千円増)、補助費等(対前年度比8.9%、5千2百49万円増)、公債費(対前年度比6.4%、2千5百70万増)等が増加しました。対して、普通建設事業費等の投資的経費(対前年度比36.1%、3億2千3百28万2千円減)、物件費(対前年度比10.0%、1億2千5百14万5千円減)等が減少しました。歳出総額は前年度に比較し4.6%、2億3千3百11万2千円の増となりました。
以降の図表等でお金の使い道について見ることができます。

■決算状況

◆衛生費
各種検診事業:25,121千円
乳幼児健康管理事業:2,277千円
妊産婦健康管理・特定不妊治療費等助成事業:9,971千円
各種予防接種事業:32,095千円
合併処理浄化槽設置整備事業:4,624千円
再生可能エネルギー利用促進事業:15,299千円
安達地方広域行政組合環境衛生管理費負担金:124,068千円

◆農林水産業費
農業機械等共同利用整備事業:12,078千円
中山間地域等直接支払事業:45,696千円
産業振興センター管理運営事業:4,794千円
畜産振興事業:6,192千円
堆肥センター管理運営事業:17,905千円
林業振興事業:40,954千円
(ふくしま森林再生事業等)
有害鳥獣被害防止対策事業:3,200千円

◆総務費
公共交通運行事業:12,511千円
(広域生活バス、デマンド型乗合タクシー)
定住促進対策事務事業:13,000千円
線量低減化活動事務事業:375,958千円
(除染対策事業等)
農業関係除染対策事業:29,126千円
(営農再開支援等)
米全袋放射性物質検査事業:13,737千円
応急仮設住宅撤去事業:111,042千円
国際交流事業:7,395千円
(台湾交流等)

◆民生費
重度心身障がい者援護事業:20,573千円
障がい者総合支援事業:169,405千円
少子化対策事業:4,200千円
(すこやか祝金支給等)
子ども・子育て支援事業:16,052千円
児童手当支給事業:165,923千円
子育て支援医療費助成事業:55,581千円
保育所管理運営事業:163,641千円