広報はすだ(埼玉県蓮田市)

令和2年11月号

新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない中で、間もなく迎えるインフルエンザの季節。今年は新型コロナウイルス感染症との同時流行が懸念されています。

国の緊急事態宣言が解除されても、新型コロナウイルス感染症の流行が収束したわけではありません。見えない敵との戦いに不安が募り、日常生活での制約が長引くことで、感染による体への負担がなくても、心に負担がかかっているかたも多いと思います。

これから冬にかけてはインフルエンザの流行も重なることから、よりいっそうウイルス感染に適切な対応をしていかなければなりません。

あらゆる場面でウイルスへの対策が日常となっている今、皆さん一人ひとりの予防行動が感染拡大を防ぐことにつながります。新しい生活様式を心がけ、引き続き感染予防対策を実施していきましょう。

◆ウイルスに負けない!正しく知ってインフルエンザ予防
〇インフルエンザとは?
インフルエンザは、咳やのどの痛みなどの呼吸器の症状だけでなく、発熱(38度以上の高熱)、全身のだるさ(倦怠感)、食欲不振などの全身症状が強く、しばしば頭痛や関節痛・筋肉痛など呼吸器以外の症状を伴います。合併症として、気管支炎、肺炎、中耳炎などがみられます。重大な合併症には急性脳症(インフルエンザ脳症)や重症肺炎があります。

もし、インフルエンザが疑われる症状に気づいたら、できるだけ早く医療機関に相談しましょう。

〇感染経路は?
▼飛沫感染
感染した人が咳やくしゃみをすることでウイルスを含む飛沫が飛散し、これを健康な人が鼻や口から吸い込み、ウイルスを含んだ飛沫が粘膜に接触することによって感染します。飛沫は直径0.005ミリメートル以上の大きさで水分を含み、届く範囲は感染源から1~2メートル程度と言われています。

▼接触感染
皮膚と粘膜・傷口の直接的な接触、あるいは物を介する間接的な接触によって感染します。インフルエンザウイルスは、口や鼻からのど(気道の粘膜)、目の結膜から体の中に侵入します。ウイルスが付着した手で目、鼻、口を触ることで感染を起こします。

◆感染予防のポイントは?
〇手洗い
手洗いは全ての感染症予防の基本であり、最も重要な手段です。アルコール液による手指消毒を行うと、より効果的です。外出先からの帰宅時や調理の前後、食事前など、こまめに手を洗うことを心がけましょう。

〇マスク
インフルエンザウイルスは、感染者のくしゃみやせき、唾などといっしょに空気中に飛散します。マスクがないときは、ティッシュなどで口と鼻を覆うことがたいせつです。また、感染した後もウイルスを広げないようにマスクを使用しましょう。

〇予防接種
予防接種はインフルエンザを発症する可能性を減らし、発症しても重症化を防ぎます。効果が出るまでに約2週間かかります。ワクチンを打って免疫を獲得した場合、その有効期間は約5か月間のため、流行前に受けておくと効果的です。

〇湿度
空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下します。加湿器などを使って、適切な湿度(50~60パーセント)を保つことも効果的です。