広報みなと(東京都港区)

2020年10月21日号

第7回は、「子どもの行動に困ったとき」がテーマです。

子どもが嘘をつく、友達をたたく、何を言っても「うるさい」としか返事をしないとき等に、「どうしてこんなことをするの」、「子どもの気持ちが分からない」と、親として対応に迷い、戸惑うことが数多くあります。

今回は、最初の取りかかりとして少し役に立つかもしれない考え方を紹介します。

まず、頭の中に海に浮かぶ氷山を思い描いてください。氷山は海に浮かんでいますが、海上から私たちが見る姿は実際の氷山のほんの一部であり、海の中にその姿の大部分を隠しています。子どもの対応に困ったときは、この氷山を用いて考えてみましょう。

子どもの「うるさい」、「むかつく」等の実際に表出されている言葉や行動が、氷山が見えている海上部分です。氷山の見えている部分だけに大人が捉われると、大抵の場合コミュニケーションがうまくとれなくなり、大人が子どもに本当に伝えたいメッセージが伝わらないばかりか、お互いに嫌な気持ちだけが残ります。

そこで、海の中の氷山を思い浮かべるように、見方を広げてみることが対応のヒントになります。「むかつくって言っているけど、むしろ悲しい気持ちが大きいのかな」、「うるさいって言っているけど、もしかして落ち込んでいるのかな。それに悔しい気持ちもあるのかもしれない」等、見方を広げると子どもの抱えている問題や心の中が少しずつ見えてきます。

子ども家庭支援センターでは、相談に来られたご家族と共に、氷山の見えない部分を探し、お子さんへの対応について一緒に考えることができます。お気軽にご相談ください。

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