広報さむかわ(神奈川県寒川町)

2021年1月号

新年あけましておめでとうございます。皆さんのご家庭では、どのようなお正月を過ごしていますか?年の初めに、さむかわの伝統的なお正月をご紹介します。

■1月1日 元旦
初日の出

■1月2日 追儺祭(ついなさい)
寒川神社で、午後8時に灯りをすべて消した状態の中行われる、災厄を追い払う神事。令和2年12月1日に町指定重要文化財に指定。
・暗闇の中、兜・金木(かなてぎ)・太刀を持った祭員が、太鼓の音に合わせて「難波の小池」と唱えながら境内を移動します。難波の小池からくんだ清らかな水で境内を清めていきます。

■1月7日 七草
七草を刻んで入れたかゆ(七草がゆ)を邪気払いやおせち料理で疲れた胃を休めるために食べる文化。

■1月8日 武佐弓祭(むさゆみさい)
七草の翌日に寒川神社で行われる、「鬼」の字が書かれた的に矢を放ち、その矢の行き先で1年の吉凶を占う神事。令和2年12月1日に町指定重要文化財に指定。
・的には「甲・乙・ム」の字が変形して組み合わさった「鬼」の字が書かれています。神事終了後には、的の両脇につるされた麻が、安産や建築のお守りとして参拝した人に配られます。

■1月14日 団子焼き
正月飾りなどを燃やした炎で、小正月にお供えした団子を燃やす行事。
・団子焼き(どんど焼き)は子どもたちを中心に行われます。田端では、道祖神(地区の境に祀られる、外から来る災いから守る神)の前に正月のお飾りなどで仮小屋をつくり、この日に飾り物や団子と一緒に焼く風習があります。
・大曲では、お祭りの前日などハレの食事として「大曲おじや」を食べていました。お正月では1月14日に地域の人が集まって食べました。
・小動では、1年以内に結婚した男性が、団子焼きに集まった人たちから道祖神の前で胴上げされる風習があります。これが行われるのは県内でただ1箇所です。

■意外と知らない?素朴なギモン お正月の「なに?」
□お年玉ってなんだろう?
もともとはお金ではなく、お餅をもらっていました。お供えしたお餅に年神さまの魂が宿り、そのお餅を子どもに「御年魂」として分け与えることで、無事に成長するように願ったのです。また、年神さまから「賜った」ことから「御年賜」を語源とするという説もあるようです。

□初夢ってなんだろう?
一般的には、元旦から2日にかけて見る夢のことを指します。「一富士・二鷹・三茄子」が初夢に出ると縁起がよいとされていて、七福神を乗せた宝船の絵を枕の下に敷いて寝ると、よい夢が見られるといわれています。

■さむかわのご当地ごはん
ハレの日のごちそう「大曲おじや」
昔は自分で作物を作っていながら米や麦を自由に食べることはできず、普段はイモや粟を食べていました。特別な日にだけ食べられるごちそうが「大曲おじや」。お正月には、1月14日の道祖神祭で食べられていました。

(1)ご飯を硬めに炊く

(2)ごぼう・ねぎ・油揚げをみそで煮る

(3)大きなお椀にご飯を入れ、(2)をのせて熱いお茶をかける

□(こんなごはんもあります!)お正月準備のときに食べる「おこと汁」
相模川流域で作られていた「おこと汁」。お正月の準備や冬の行事のときによく作られていたそうです。
(1)あずきを軟らかくゆでる
(2)大根・にんじん・ごぼう・里芋・油揚げ・豆腐を切る
(3)野菜を油で炒め、だし汁を入れて煮る
(4)野菜が軟らかくなったら、豆腐・油揚げ・あずきを入れて少し煮て、酒・みりん・みそ・しょうゆで味付けをする
問合せ先
広報戦略課 広報プロモーション担当
電話
0467-74-1111
その他
【電話】内線232 【FAX】0467-74-9141