広報岬だより(大阪府岬町)

令和3年11月号

令和3年第3回岬町議会定例会において、田代町長が説明した「令和2年度成果報告・決算」の概要を紹介します。
※説明内容の詳細につきましては、令和3年第3回岬町議会定例会2日目議事録(令和3年8月20日)からご確認いただけます。

■はじめに
さて、私は平成21年10月に町長に就任してから、今年で12年目を迎えます。この間、行財政改革を進め、これまで、住民のみなさまのご協力のもと、平成19年度から実施している固定資産税の超過税率の見直しを行ってまいりました。超過税率0・3%のうち、平成25年度と平成28年度に、それぞれ0・1%ずつの引き下げを行いました。そして、新型コロナの感染拡大に伴う家計への負担を考慮し、令和2年度をもって超過課税を完全に解消する決断に至りました。平成19年度以降、14年間に渡って、住民のみなさまにご協力をいただき、町のさまざまな施策に充当させていただきました。この場をお借りしまして、住民のみなさまに、改めて心より厚く御礼申しあげます。ありがとうございました。
本町の財政状況は、いまだ脆弱(ぜいじゃく)ではありますが、引き続き、行財政改革に努めてまいります。

■新型コロナウイルス感染症対策
昨年の年明け以降、コロナの世界的な感染拡大により、社会・経済の状況が一変しました。本町としましては、令和2年度当初は、感染症に関する情報が少ない中でしたが、住民のみなさまにご協力いただき、住民の命と健康を守るための様々な対策を実施しました。

◇命と健康を守るための対策
町内医療機関等には、感染症対策として、防護服、マスク、手袋、消毒薬を配布し、住民が安心して受診できる体制整備を行うとともに、府保健所や検査・相談医療機関と連携し、感染の不安を訴える住民の相談支援に取り組みました。
小中学校や淡輪幼稚園などをはじめとする公共施設においては、感染防止対策に必要な備品を整備し、検温、消毒、換気等を促し、施設内での感染防止に努めました。

◇生活を守るための対策
令和2年6月使用分から家庭用の水道料金の基本料金の半額補填や、コロナの影響により納税が困難となった方に対する納税猶予、小学校・中学校給食費の無償化などを実施しました。
また、ひとり親家庭や障がい児を扶養する家庭へは、子ども一人につき一万円を支給するなど、家計への負担軽減に取り組みました。
加えて、コロナにより事業活動に影響を受けた事業者への支援を目的として、事業者支援金制度を創設し、一定の要件を満たすものに支援金を支給するとともに、大阪府の休業要請支援金の一部を負担しました。
さらに、感染防止のための活動自粛に伴う家計負担や、地域経済への影響を鑑(かんが)み、新たな生活様式に向けて、家計を支援するとともに、地域における消費を喚起し、地元事業者を応援することにより、地域経済の一層の振興を図ることを目的として、「岬町暮らし応援商品券」を交付しました。

◇ワクチン接種事業
2月には、「新型コロナウイルスワクチン接種実施プロジェクトチーム」を設置し、本町におけるワクチン接種事業の体制づくりを推進しました。結果として、現在では、必要なワクチンを確保し、全国水準と比べ、比較的早く接種が進んでおります。
このように、新型コロナ感染症対応地方創生臨時交付金などを財源に、町が実施するコロナ対策に伴う補正予算の編成など、コロナ禍における住民のみなさまの命と健康を守り、生活を支援するため、様々な町独自施策を実施し、きめ細やかな対応を心がけてきました。
続いて、昨年度に実施しました施策の概要について、令和2年第1回岬町議会定例会で表明しました町政運営方針に基づき、令和2年度までを計画期間としておりました「第4次岬町総合計画」の6つの基本政策に沿って説明します。

■みんなで進めるまちづくり
◇総合計画
計画的な行政運営を進めるため、まちづくりにおける最上位計画である「第5次岬町総合計画」を策定しました。

◇行財政改革
平成28年度からスタートしました「第3次集中改革プラン」は令和2年度をもって計画期間が終了し、目標効果額を大幅に上回る成果を収めることができました。

◇人権施策
コロナ感染者や、濃厚接触者、医療従事者の方などに対する誤解や不当な偏見、差別、いじめ等の被害が起きないよう、啓発等を行いました。

◇住民票・印鑑登録証明書発行コーナー(みさき公園駅前)
みさき公園駅の駅前には、仕事などで、平日に来庁できない方などに、住民票や、印鑑登録証明書の交付を行うことができるコーナーを設置し、住民の利便性の向上を図りました。

■一人ひとりの“子どもが”“親が”輝き、文化を育むまちづくり
◇GIGAスクール環境整備事業
国が示すGIGAスクール構想に基づき、高速大容量の通信ネットワークの整備と、児童生徒1人につき1台の学習用端末を整備するとともに、GIGAスクール・サポーターを配置し、活用に対する支援を行いました。

◇登下校見守りサービス事業
安全対策として、児童が校門を通過する際に、保護者へメールを配信するための整備を行いました。

◇子育て支援施策
私立幼稚園に通園する児童の給食費を一定限度額まで無償化し、家計の負担を軽減しました。

◇施設環境整備
淡輪公民館、青少年センターにおきましては、Wi-Fi環境を整備しました。