広報「ふるさと香美」(兵庫県香美町)

第188号(令和2年11月号)

まちの話題をピックアップ

■兎和野の大自然を全身で感じる ~オートキャンプフェスタ~
9月26日から27日にかけて、兎和野高原野外教育センターでオートキャンプフェスタが行われ、県内外から7家族23人が参加しました。
あいにくの雨で、オートキャンプ場に車を乗り入れ、テントを設営することはできませんでしたが、早瀬(はやせ)キャンプ場の常設テントに宿泊した参加者は、炊事棟で切り込みを入れた丸太を豪快に燃やす「スウェーデントーチ」のたき火を楽しんだり、自らが作成した木の枝スプーンで昼食のタコライスに舌鼓を打ったりと、2日間で親子の絆を深めました。
父、妹と3人で参加した芦屋市のTさんは「夕食の肉巻きしょう焼きが上手にできて、とてもおいしかったです」と満足そうでした。

■中学生が職場を体験 ~トライやる・ウィーク~
9月15日から10月21日までのうちの3日間、56事業所でトライやる・ウィークが実施され、町内4中学校の2年生115人が職場体験に臨みました。
これは、仕事の楽しさ、厳しさ、喜びを学び、自分なりの生き方を見つけることを目的としているもので、今年で23回目になります。
例年より2日少ない3日間の開催となりましたが、それでも小代中の山本秀樹校長は「コロナ禍の中、たくさんの事業所が生徒を受け入れてくださった」と感謝。村岡区の美方ファーム(株)で牛の飼育に携わった同中のN.R.さんは「エサが重くて大変でしたが、働くことの大切さがわかりました」と充実した表情で話してくれました。

■受け継がれる伝統芸能、魂込めて ~香美町の三番叟~
10月上旬、本町の三番叟が訓谷区を皮切りに下浜区、香住自治区の3地区で奉納されました。
これは、「天下太平」や「五穀豊穣」などを願い、3人の踏子が笛や鼓などに合わせて舞うもので、県の重要無形文化財の指定を受けています。
5日は香住自治区で奉納。千歳(せんざい)役をAさん、翁役をN.S.さん、黒木尉(くろきじょう)役をSさんが担当し、約1カ月間、香住三番叟実行委員会のメンバーの熱心な指導を受け、一生懸命練習してきた成果を存分に発揮し、力強く演じました。
大役を終えたN.S.さんは「謡(うたい)に合わせることに気をつけました。いつもより上手に踏むことができました」と語ってくれました。

■2年2カ月ぶりの大接近に感動 ~火星観察会~
10月6日、火星観察会が行われ、2年2カ月ぶりに地球に大接近する火星を一目見ようと老若男女が町立香住天文台を訪れました。
地球に接近したときの火星は明るく、見かけも大きく見え、望遠鏡でも観察しやすくなります。
19時頃には東の空にかかっていた雲も、20時になると晴れて火星が顔を出し、参加者から歓声が上がりました。香住小学校2年のKさんは「赤く揺れている姿が見られてよかった」と喜んでいました。またこの日は、こと座のベガ、わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブを結んでできる夏の大三角や木星、土星なども確認され、参加者は幻想的な世界に浸っていました。

■体を動かす楽しさを子どもたちに ~体操教室~
10月15日、小代ドームで体操教室が開催され、小代認定こども園の4~6歳までの園児14人が参加しました。
これは、子どもたちが体のさまざまな動作を習得することで、運動が好きになり、運動を習慣化することを目的に町教育委員会が主催して開催するものです。
同園の職員と香住B&G海洋センターの職員が協力して指導に当たり、子どもたちは柔軟体操やマット運動、鉄棒などに挑戦しました。
鉄棒では逆上がりに苦戦し、涙ぐむ園児もいましたが、指導者の手を借りてできたときには、「よっしゃできた」と小さくガッツポーズをしていました。

■但馬牛を食べて生産者を支援 ~給食に但馬牛ビビンバが登場~
10月15日、町内25の公立学校園で但馬牛肉を使用したビビンバが提供されました。
これは、町内の地産地消を進め、子どもたちにふるさとの味を知ってもらうために給食センターが年3回、但馬牛を提供しているものです。そして今年は、コロナ禍での但馬牛肉の消費冷え込み対策として、実施を年6回、使用量も1.5倍に拡大し、さらにいつもより上質な牛肉が使用できました。
小代小では、児童らがどんぶり用の茶碗に盛り付けられた牛肉たっぷりのビビンバをお腹いっぱい堪能。同小6年のIさんは「但馬牛は桁違いにうまい」と豪華な給食を絶賛していました。