町報こうふ(鳥取県江府町)

2021年1月号

■変わるサービスとは
遠藤:以前の庁舎から新庁舎へ移ったことで、サービスなどは変わりますでしょうか。
町長:そうですね、町営バスの運行ルートが変わります。この新庁舎を起点にして、バスが発着するようになります。防災・情報センター、江尾駅、そして新庁舎という区間を無料でバスに乗っていただけるようになりますので、それをご利用していただいて、この庁舎にどんどん来ていただければと思います。

■住民の意見を反映
遠藤:なるほど。ところで、長岡さん、住民の意見というのはどういったものがあったのでしょうか。
長岡:はじめに住民さんの意見や要望がすごく出てきましたが、なかなか(実現が)難しいものもありました。その中から一番出てきた意見が「大山が見える庁舎」でしたので、(設計に入れて)見えるようにはしていただきたいなということでこのようになりました。それから、職員の方も、町民さんにとってどういった役場が一番いいのかなということを考えていただいて、(意見や要望も)100以上の項目になったんじゃないかなと思いますが、なかなか反映されていないのが現状だと思います。
遠藤:広く寄付も集められたというお話ですが、そのあたりはいかがでしょうか。
白石:ふるさと納税も含めて、多くご寄付をいただきました。
上原:現在(令和2年12月18日)、件数が60件ぐらいですね。総額が350万円ぐらいですね。そうですね、1億円ぐらいあると良かったんですがね(笑)ありがたい話ですよね。

■これからのまちづくり
遠藤:さぁ、この新庁舎ですけど、これからの江府町のまちづくり、どのようなものになるのでしょうか。
白石:やはり、私は「協働のまちづくり」といって、住民の方と行政が一緒になって町をつくっていく、小さな町なのでそうやっていかないと町自体がもちませんし、それが理想だと思っています。ですので、ここは役場ですが、ここを一緒になって使っていっていただきたいと思っています。そのために、まずは職員に「どんな使い方ができるのか」、夢を語ってほしいと(意見を)集めたところ、いろんな意見が出てきました。見ていただくとわかる通り、駐車場がかなり広いんですけど、日南町がやっておられるような「マルシェ」をやってみてはどうかとか、カートレースみたいにしてはどうかとか、そんなような話も出ました。先ほど話したように、ここ(議場兼多目的室)については「カフェ」をしてはどうかという意見が出ました。また、ここ(議場兼多目的室)は、結構いい絨毯を敷いていますので、土日に無料開放をしてお子さんが遊べる場所にしてはどうかとか。一階の廊下が結構広いもんですから、そこに大型の液晶テレビを置いて町の行事を流してはどうかとか。とにかく、様々な意見が職員から意外に出てきたので、ひとつでも実行できたらいいなと思います。
遠藤:上原さんはいかがですか。
上原:庁舎というのは職員も議員も使いますが、実際には住民さんのために作ったものですので、住民さんに「立派な庁舎が出来て良かったな」と(思っていただいて)役立てたい。また、町長が言われたように、いろいろな方が使えるようにしています。江府町といえば「奥大山」、「十七夜」。これがつきものですので、住民の意見の中で、「庁舎の中で食事ができるようにしたい」とか「コーヒーを飲めるところが欲しい」とか「ゆっくり大山を眺めたい」という意見が非常に強かったので、例えば期間限定で十七夜の日は、もともと十七夜はお殿様がお城を開放していた経緯もありますので、庁舎や駐車場を開放してビアガーデンにしてはどうかと。ここからはちょうど花火が見えると思います。ですので、駐車場にテントを設置してビアガーデンをして、町長には「今宵は無礼講だ」と、羽織を着て言ってもらえると、みなさん喜ぶんじゃないかと思います(笑)。ぜひ、来年の夏には町長、よろしくお願いします(笑)。
遠藤:江府町の今後の展望がみえてきましたね。長岡さんはいかがでしょうか。
長岡:具体的なことはお二人がお話されましたので、抽象的になるかと思いますが、昔から「仏作って魂入れず」ではいけませんので、町民がみんなで魂を入れていただけるように、心機一転楽しいまちづくりを再スタートして、「住めば都」にしていきたいと考えています。

■最後にメッセージを
遠藤:これからみなさんに親しまれる庁舎になるといいですね。それでは、最後に住民のみなさんにメッセージをお願いします。では、長岡さん、お願いします。
長岡:みなさんの役場ですので、たくさんの方に来ていただきたいです。
上原:本当に立派な役場ができました。江府町は60年以上も古い庁舎を使っていましたが、私は(旧庁舎が)非常に愛着のある役場で(好きで)したが、(新庁舎は)これから将来のことを思ってみんなのために作った役場です。ぜひ、ここへ来て「あぁ、いい役場が出来たな」、「将来に希望がもてるぞ」という感じをもっていただきたいと思います。
白石:建物ばかりの話ではなく、やはり職員のサービスがこの建物ができたことでより向上するように努めてまいります。至らないところもおそらくあると思いますので、どんどん意見を言っていただければと思います。そして、この庁舎を使って「こんなことがやってみたいな」ということがあれば意見をどんどん言っていただきたいと思います。できる限り取り組んでいきたいと思います。よろしくお願いします。
遠藤:ありがとうございました。この対談の模様は「町報こうふ1月号」にも掲載される予定です。みなさん今日は、ありがとうございました。
白石・上原・長岡:ありがとうございました。