市報とす(佐賀県鳥栖市)

令和3年12月号

「誰か」のことじゃない~自分のこととして捉え、人権問題について考えよう~

◆人権週間とは 
世界人権宣言は、すべての人間が生まれながらに基本的人権を持っているということを、初めて公式に認めた宣言です。1948年12月10日の国連総会で「あらゆる人と国が達成しなければならない共通の基準」として採択されました。「世界人権宣言」が採択されたのを記念し、毎年12月10日を「人権デー」、12月4日から10日までを「人権週間」として、世界的に人権尊重の意識高揚が図られています。 
鳥栖市は、行政、学校、事業所、地域、人権擁護委員などが連携・協力し、すべての人が尊重されるまちづくりを目指しています。

◆人権問題について考えてみよう 
人権問題は全ての人に関係する身近なテーマであり、住みやすい社会を作っていくためには大切にしていかなければならない重要な問題です。 
平成28年には「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(障害者差別解消法)」「本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けた取組の推進に関する法律(ヘイトスピーチ解消法)」「部落差別の解消の推進に関する法律(部落差別解消法)」の人権に関する3つの法律が制定されました。 
市民一人一人が、幸せに生きるために、あらゆる人権問題を自身の問題として正しく理解し、ともに人権を尊重する行動をとる必要があります。 
皆さんもこの機会に「人権」について考えてみましょう。

〇人権パネル展
12月3日(金)から9日(木)まで市立図書館でパネル展を開催します。詳しくは生涯学習課へ。

〇人権相談 
「人権週間」に合わせて、人権相談の時間を拡大します。

とき:12月8日(水)9時30分~15時30分
ところ:市役所2階第1会議室

問い合わせ:市民協働推進課
【電話】0942-85-3576
※毎月第2水曜日は、9時30分から12時まで、市役所2階 第1会議室で人権相談を行っています

◆外国人の人権を尊重しよう 
外国人であることを理由とした不当な就職・就労上の取り扱いやアパートやマンションへの入居拒否などの人権問題が発生しています。共生社会の実現のため、文化などの多様性を認め、お互いを尊重することが重要という認識を深めていくことが必要です。

◆新型コロナ対策のつもりが 過剰な反応になっていませんか? 
今、みんなが不安に包まれやすくなっています。そんな時だからこそ、自分の言葉や行動が差別や偏見につながっていないかと「誰か」のことではなく「自分のこと」として考えてみることが大切です。 
悪意がない言動が人権侵害につながることもあります。正しい知識や情報に基づいて行動しましょう。 
医療従事者やエッセンシャルワーカーに感謝やエールを。感染者とその家族に思いやりを。 
また、新型コロナウイルスのワクチン接種に関連した不当な差別はやめましょう。

◆インターネットによる人権侵害をなくそう 
インターネット上で、他人を誹謗中傷したり、個人の名誉やプライバシーを侵害したり、あるいは偏見・差別を助長するような情報を発信したりするといった悪質な事案が急増しています。このような情報の発信は、同様の書き込みを次々と誘発し、取り返しのつかない重大な人権侵害にもつながるもので、決してあってはなりません。 
個人の名誉やプライバシー、インターネットを利用する際のルールやマナーに関する正しい理解を深めていくことが必要です。

問い合わせ:生涯学習課
【電話】0942-85-3694