広報薩摩川内(鹿児島県薩摩川内市)

第390号 1月通常版

■これは、覚悟を決めるための愛の物語
有馬武志(三浦貴大)は35歳にして奥手の独身。とび職の親方であり“大綱引”の師匠でもある父・寛志(西田聖志郎)から常々「早う嫁をもろうて、しっかりとした跡継ぎになれ」とうるさく言われている。とある日、ふとした事件から韓国人女性研修医ジヒョン(知英)と出会い、次第に心を通わせるようになる。その頃有馬家では、母・文子(石野真子)が定年退職を宣言し女将も家事も放棄したため、妹・敦子(比嘉愛未)も含め家族の皆が四苦八苦する。一方、年に一度の一大行事“大綱引”が迫るなか、武志はジヒョンから「あと2週間で帰国するの」と告げられる。
大綱引を取り巻き、さまざまな愛の形が描かれる―

■二人の出会いから物語が始まる
「出会いとは?」「結婚とは?」「家族とは?」「覚悟とは?」―
この映画は、不器用ながら愛を育んでいく主人公の武志とジヒョンの切ない恋と本市で420年以上継承される川内大綱引に実際参加した人々のエピソードを、フィクションとしての家族の物語の中に大綱引の歴史を彩ってきた実話として織り込み、描かれています。
この映画の最大の見せ場となる大綱引のシーンでは、国道3号を封鎖し、エキストラ400~500人で撮影。上方・下方を務めた三浦貴大さん、中村優一さん(福元弦太郎役)は撮影に入る前から太鼓をたたく練習をし、本番では周りも認める雄姿を見せています。本番さながらの熱量で演じられている熱気あふれるシーンをぜひ、スクリーンで体感してみてください。

オール鹿児島ロケである本作品のほとんどは本市での撮影です。私たちが普段目にする風景や、おなじみのお店などが映画の至る所に散りばめられています。

■地域の人とともに
この映画の制作に当たり、2017年に支援団体「川内大綱引を継承する会」が設立され、構成員の川内大綱引保存会や川内商工会議所を筆頭に、多くの市民の方々が協力し、薩摩川内の土地柄や人の温かさが詰まった一つの作品を佐々部監督らとともにつくり上げてきました。
今回は、その中の一人でこの映画のために尽力された方にもお話を伺いました。

◇川内大綱引を継承する会 副会長
堂園喜明(どうぞのよしあき)さん
映画「大綱引の恋」ロケ地誘致のきっかけは、市内であった西田聖志郎さんの講演会後の懇親会。大綱引の話題になり、西田さんにも見に来ていただきたいと、その年の川内大綱引に保存会が招待。そのあまりの迫力に西田さんが感動し、映画化の企画プロデュースが始まりました。川内大綱引の魅力は、綱に関わる人々の「団結力」。祭りの花形である一番太鼓は、自分一人でなれる訳ではなく、家族・地域・職場の人々、大綱に関わる全ての人の応援があって初めてなれるもの。この映画には、その素晴らしさが込められています。
全国の方にこの映画をご覧いただき、薩摩川内の良さを知り、訪れる機会としていただきたいですね。

■行ってみよう! 市内のロケ地スポット
・石走ラーメン 鳥追町7-8
・前の平展望所 下甑町瀬々野浦
・綱ごころ 西向田町11-24
・こしきの宿 里町里468
・新田神社 宮内町1935-2
・山café寺山レストラン 天辰町2453-30(寺山いこいの広場内)

この他多数登場!
詳しくは本編でのお楽しみです。
観光物産ガイドこころHPにてグーグルマップと連動したロケ地マップを公開中!
ぜひ、ロケ地巡りにご利用ください♪