広報なかたね(鹿児島県熊毛郡中種子町)

令和2年(2020)11月号

■糖尿病の食事療法
「糖尿病」は血糖値を下げる働きのあるインスリンの作用不足により高血糖状態が続く病気です。そして、高血糖状態が長く続くことにより血管が傷つき、糖尿病合併症(神経障害・腎症・網膜症)や動脈硬化症(心筋梗塞・脳梗塞)など様々な病気を起こしやすくする病気でもあります。糖尿病には一型と二型があり、全体の90%以上を占めるのが二型糖尿病で、発症には生活習慣が深く関係しており、生活習慣を見直すことにより予防・改善が期待できます。

また、肥満やメタボリックシンドロームも糖尿病を発症・悪化しやすくするので、過食を避け、適度な運動をして、適正体重を維持することも大切です。

糖尿病には食事療法が重要で、適切なエネルギー量を摂取し、一日三食バランスの良い食事を決まった時間に食べることが基本になります。その他にも...

・低エネルギーで食後血糖を抑える効果のある野菜やきのこ・海藻・こんにゃくを積極的に摂る
・食べ過ぎ防止・食後血糖の上昇を緩やかにするために、ゆっくり時間をかけ、よく噛んで食べる
・食後血糖を上げすぎてしまうので、欠食やまとめ食いは避けるなど、食生活に気を付けて糖尿病の予防・改善に努めましょう。

11月14日は「世界糖尿病デー」と定められており、日本でもこの日を含む一週間が「全国糖尿病週間」とされ、啓発活動が実施されているようです。
ぜひ、この機会に糖尿病について考えてみてください。


問合せ先
公立種子島病院 管理栄養士 片板有香
電話
0997-26-1230