伊那谷おいしいそば栽培プロジェクト始動

 そば粉を使った料理「ガレット」を提供する上伊那地方の飲食店26店などでつくる信州伊那谷ガレット協議会は、伊那谷おいしいそば栽培プロジェクト「ガレット・ラボ」を始動した。「世界一のガレットを作るため、素材のそばを世界一の品質に高める」をコンセプトに、自ら栽培研究してブランド化を図る。遊休農地などの農業課題にもアプローチし、ガレットを広めるため食育も進める。10日には伊那市手良でそばの播種作業を行った。

 地元の農業法人中坪ノーサンが栽培協力。会員の飲食店主ら約10人が参加して、約13アールの畑にそば「信濃1号」約100キロを種まきした。

 施肥、無施肥に分けて栽培。信州大学の教授や県上伊那農業改良普及センター、JAなど専門家の協力を受けて、生育状況や収量、味覚の違いなどを研究し、おいしいそばができる条件を探る。

 今後は研究とともに各店舗で 使えるよう栽培面積を拡大していきたい考え。高品質な そばとしてブランド化することで経済作物としての地位 も確立させ、遊休農地対策 や新規就農者の促進にもつなげる。中坪ノーサンの登内耕治さん(48)は「遊休農地の活用としてよい取り組みだと思う。農と食で協力して盛り上げていければ」と期待する。

 今回の作付けで秋には2000食分のガレットが調理できる量が収穫できるといい、10月に予定するイベント「ガレットマルシェ」などで使用する。合わせて食育や地産地消にも目を向け、親子対象の収穫体験や調理教室を行う。

 同協議会の渡邊竜朗代表は「そばを育てる現場から調理、消費まで体験してもらい、ガレットを家庭の味としても広めていきたい」と話す。

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