登山前に脱水対策を 国際山岳医大城さん啓発

 茅野署と諏訪地区山岳遭難防止対策協会が茅野市の美濃戸口に設置した登山相談所で12日、国際山岳医で「かくれ脱水委員会」(事務局・東京都)委員の大城和恵さんと山岳看護師らが、登山者に脱水症状への注意喚起を呼び掛ける啓発活動を行った。

 県遭対協の取り組みで、疲労や発病などによる夏の遭難事故の一因に脱水が深く関わっていることから、原因と効果的な予防法を専門家が周知することで遭難防止に役立てる目的。今年はこの3連休に県内の北アルプス登山口などで行い、八ケ岳では初めてという。

 大城医師らは、協賛企業から提供された経口補水液のドリンクやゼリー、パウダーを登山者に配り、補給するタイミングや脱水対策の重要性を説明。「夜寝ている間に脱水状態になっているので、登山前に飲んで体を潤してから登り始めて。トイレを気にして水分をとらないでいると脱水症状になることがあります」などと呼び掛けていた。体調の相談や登山ルートなどの相談にも応じた。

 知人の赤岳頂上山荘を目指す駒ケ根市の会社員幕内純平さん(40)は「山は慣れているので(脱水のことは)あまり気にしなかった。気を付けなければいけないことが分かりました」と話していた。

 夏山相談所は八ケ岳連邦の夏山シーズンに合わせて、美濃戸と奥蓼科の登山口2カ所に7月15日から同日まで計4日開設し、署員と遭対協相談員らが登山計画書の提出を呼び掛け、安全な登山に関する指導を行ってきた。この日の早朝は総勢15人による呼び掛けも実施した。山岳パトロールは13日も行う予定。

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