中ア・ウェストン祭 登山家田部井さん追悼

 駒ケ根観光協会と駒ケ根市は、今年も日本アルプスを世界に広めたイギリス人登山家のウォルター・ウェストン(1861〜1940年)を顕彰する「中央アルプス・ウォルターウェストン祭」を10月13、14の両日開く。13日の前夜祭では2012年のイベントから毎年参加し、昨年10月に77歳で死去した登山家の田部井淳子さんを追悼する講演会を開催。14日は千畳敷での式典や中アの自然を学ぶジオツアーを行う。

 ウェストンの中ア登頂から120年を記念して2011年に始まったイベント。上伊那地域で推進する中アの「日本ジオパーク」化に向けた機運を高める狙いもある。例年、女性として世界初のエベレスト登頂に成功した田部井さんと中アに造詣の深い東京学芸大学名誉教授の小泉武栄さんをゲストに迎えており、今年は市立図書館の企画で田部井さんをしのぶ講演会を開くことにした。

 前夜祭は10月13日午後6時30分から、同市上穂栄町の駒ケ根総合文化センター小ホールで開催。田部井さんの夫の政伸さん(75)が「一歩、一歩、ありがとう〜妻・田部井淳子と歩いた道」と題して講話する。会場では登山家の立場から東日本大震災の被災者を元気付けようと、田部井さんが取り組んできた東北震災高校生富士登山への募金活動も行う。参加無料で事前に配布する聴講券が必要となる。

 14日の式典は午前9時から中アのホテル千畳敷前で開き、小泉さんと政伸さんがウェストンのプレートに献花。午前10時からは小泉さんとともに周辺を登山し、中アの自然を学ぶジオツアーを行う。

 定員は式典が先着30人、ジオツアーが先着20人。参加費は式典のみが3200円、ジオツアーは4500円(バス、ロープウエーの往復乗車券含む)。前夜祭の聴講券は今月12日から市立図書館と市観光案内所、市観光推進課で配布するほか、電話でも受け付ける。

 同協会は「田部井さんには中アのジオパーク化や国定公園化に向けた取り組みなど、駒ケ根に大きく貢献していただいた」と感謝。追悼企画への多くの参加を呼び掛けている。問い合わせは同協会(電話0265・81・7700)へ。

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