走りやすいビーナスラインを 路面や道幅に不満

観光道路「ビーナスライン」をレンタカーで訪れた人を対象とした調査で、路面の悪さや道幅の狭さを指摘したり、補修や整備を求めたりする意見が最も多く寄せられたとの結果を、沿線の自治体などでつくる「信州ビーナスライン連携協議会」がまとめた。複数の県道で構成する全長75・2キロの同道路は県が整備を担っている。

 調査は、茅野市や諏訪市、上田市、長和町などの約20の自治体や観光協会などで構成する同協議会が、昨年8月から今年3月までに茅野や上諏訪、上田、松本、塩尻の各駅レンタカー営業所の協力で実施。ビーナスライン周辺の観光施設を訪れた680人から回答を得た。県外者が大半を占めたという。

 調査のうち、感じたことや観光地への意見、がっかりした点などを自由回答で求めた複数の設問を集約した結果、道路環境への不満や改善を求める意見が最多となった。同協議会によると、▽路面の状態が悪い▽道幅が狭い▽カーブが多い▽整備が必要―などと44人(重複を含む)が記入した。

 このほかに、周辺のトイレの少なさや老朽化などを指摘したのは30人、案内表示が少なく分かりづらいとしたのは8人などだった。旅行目的を尋ねた設問では「自然鑑賞」との回答が15・8%で最も高く、次いで「ドライブ」が14・8%だった。

 同協議会事務局の茅野市の担当者は「車窓からの景色やドライブを楽しむ観光客が多いため、道路の状況に不満を持つ人がいることが分かる」として整備の重要性を指摘。「利用者の声をしっかり受け止め、改善を県などに働き掛けていくとともに、沿線自治体としてトイレ整備などの対策も検討が必要と考えている」とした。


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