社会貢献活動の新規事業としてフードドライブに取り組む伊那商工会議所女性会は12日、イベントや会員などへの呼び掛けで集まった食料品を伊那市社会福祉協議会に届けた。寄贈品は米や缶詰、ペットボトル入り飲料、調味料など計395点で、市社協を通じて食の支援に活用してもらう。

 田畑恵子会長ら役員が市社協事務局を訪問し、寄せられた善意を届けた。8日に同商議所青年部が行った職業体験イベント「このまちのおしごとごっこ」でもブースを設け、家庭の余剰食品を集めており、活動に協力した青年部を代表して六波羅誠部長ら役員も同席した。

 フードドライブは家庭で余った食品を募り、福祉施設や福祉団体などに寄付する運動で、女性会では、県商工会議所女性会連合会の呼び掛けに応え、2019年度事業に取り入れた。

 職業体験イベントの会場では139点が寄せられた。田畑会長は「子どもたちから保護者の皆さんに運動の趣旨が伝わったことが大きい」と感謝。会場では小学生から「どういう使い方をするの?」と質問されたといい、「食の支援が必要な人たちがいるということを子どもたちに理解してもらうことにも役立ったと思う」と話した。

 市社協では寄贈された食品を食料支援や「ふれあい食堂」の食材として活用する。篠田貞行会長は「早速、支援を必要とされる人のために活用したい」と述べ、女性会や青年部の活動に感謝した。