八ケ岳観光圏を構成する富士見町、原村、山梨県北杜市の飲食店や雑貨、食品店など84店舗・施設が参加し、毎日の冷え込みに応じて対象商品を値引きする「八ケ岳寒いほどお得フェア」が16日で終了する。今年は暖冬で推移し「客足への影響もあった」(関係者)という。最終日は気温に関わらず全参加店が対象商品を5割引きにする「グランド・フィナーレ」を行う。

 同フェアは一般社団法人八ヶ岳ツーリズムマネジメント(北杜市)と実行委員会が主催。八ケ岳山麓ならではの寒さを生かして冬場の誘客を図ろうと始め19年目になる。

 今年は1月11日から37日間開催。期間中は毎日、北杜市のJR清里駅前観光案内所(標高1274メートル)の午前10時の外気温に応じて参加店が対象商品を値引きする。氷点下5度以下なら5割引き、同4・9度〜0度なら3割引き、0・1度〜5度なら1割引きになる。

 昨年のフェアでは氷点下5度以下の日が10日間。だが、今年はこれまでに3日間だけで、4日間の2016年、5日間の15年と同様の暖冬傾向。氷点下4・9度〜0度の日も昨年より少なく16日間。一方、0・1度〜5度の日は昨年に比べて大幅に増え14日間となっている。

 富士見町、原村では計6店舗・施設が参加。富士見町の「そば処おっこと亭」は大もりそばと天ぷらのセット(通常価格1820円)が対象商品。同店は「5割引きは採算を度外視したお客さんへのサービスだと思っている。町外の人も多いので店を知ってもらえれば。5割引きの日は来客数も多い。今年は5割引きの日が少ないので、その分のお客さんは減った」としている。

 同フェアの魅力を高めるため、昨年からは5割引きの日以外に来店した人に参加店がポイントカードを進呈。ポイントに応じて食事券や宿泊券などが当たる抽選会に参加できる企画も始めた。参加店は同フェアのホームページなどで紹介している。