南箕輪村の大泉まんどの会と大泉地区PTAは21日、盆行事「振り万灯」で使う万灯用の大麦を栽培する畑で、有機質肥料の散布作業を行った。小学生を中心に住民ら約40人が参加。すくすくと生長するよう願いながら、張り切って作業した。

 昨秋に種をまいた畑(約7アール)には、長さ約20センチの青々とした苗が一面に広がっていた。参加者は畝に沿って、鶏ふんを原料にした肥料を、満遍なくまいた。

 同会などは、伝統行事を絶やさないよう、麦わらの調達を目的に2013年から大麦を栽培。化学肥料や農薬を使わずに育てた大麦は、焼酎などに加工する予定だ。

 子どもたちが中心になって6月に収穫、8月に麦わらで作った万灯を振り回す「振り万灯」を行う予定。今春に南箕輪小学校を卒業した男子児童は、大麦栽培など一連の体験を振り返り、「夏に万灯を回したのが一番の思い出。普段できない体験をさせてもらった地域の皆さんに感謝したいです」と話した。