茅野市内の小中学校で、春休み中の児童生徒を対象にした「先生方と話し・遊ぶ時間」が始まった。市教育委員会によると、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するための臨時休校から春休みに入り外出自粛が3週間となる中、運動の機会や人との関わりが減っている子どもたちの心身の健康保持の必要性を考えた。学校ごとに実施日や時間、活動内容を決め、希望者が登校して、友達や担任らと遊んだり、話したりして有意義な時間を過ごしている。

 北山小では24日、地区単位の2班に分けて午前と午後2時間ずつ行った。午前の班は、早々校庭に繰り出し、低学年の児童らは遊具や砂場で遊んだり、教室でシャボン玉を楽しんだりした。高学年を中心にした児童は学年入り交じり、担任も一緒になってサッカーゲーム。朝方は氷点下の冷え込みで、校庭には冷たい風が吹いていたが、半袖、半ズボン姿の児童もいて、歓声を響かせながら駆け回っていた。

 サッカーをした3年生の男子児童は「ボールが体に当たったりしたけど思い切り遊べて楽しかった」。砂遊びなどをした2年生の女子児童は「2時間もどうしようと思ったけど、楽しい休み時間みたいであっという間だった」と話していた。

 同校では臨時休校中、子どもたちの生活の様子を把握するため、電話をかけたり、家庭訪問をしたりした。この日参加できなかった児童の家には25日に家庭訪問を行うという。柄澤俊彦校長は「校庭に子どもたちの声が響くのはいいものですね」と目を細めていた。

 先生方と話し・遊ぶ時間は、小学校は1日ないし2日間、中学校は数日に分散し、全13校が23〜27日に計画している。