諏訪湖で遊覧船を運航する諏訪湖観光汽船(諏訪市)の新遊覧船「スワコスターマイン号」の就航記念式典は26日夜、諏訪湖沖の同船上で行われた。諏訪湖周の行政や観光関係者ら約50人が出席。式典や記念花火の打ち上げで就航を祝った。

 同社はアルピコホールディングスグループ会社の東洋観光事業(茅野市)が運営。40年以上親しまれた亀形の遊覧船「竜宮丸」が老朽化に伴って引退し、後継として3月1日から運航している。2階建ての新遊覧船は、1階にカフェテラス風のテーブルと椅子を設け、エアコンやトイレを完備。2階はベンチやソファを置いた展望デッキになっている。

 諏訪市のロイヤル桟橋を出航したスターマイン号は岸から約3キロ離れた湖中央部分に停船。2階展望デッキで式典をした。アルピコホールディングスの曲渕文昭社長は「スターマイン号は遊覧運航だけでなく、花火観覧や結婚式、コンサートなどに利用できる。諏訪地方の滞在型観光に向け、活用していきたい」とあいさつ。同船を設計した佐賀県の設計会社や造船所に感謝状を贈った。御諏訪太鼓の演奏もあった。式典後には記念花火が打ち上げられ、頭上に降り注ぐ火の粉に歓声が上がった。

 同船は現在1日4便を運航。4月から7便に増便する。