新型コロナウイルス感染拡大の影響を受ける飲食店を支援する、駒ケ根市と駒ケ根商工会議所の「プレミアム付き応援チケット」が2日、市役所で販売された。テークアウト(持ち帰り)で商品を提供する市内飲食店で使える「応援券」5000円分を、3500円で販売。多くの市民らが買い求め、用意した1300セットを完売した。

 チケットは1000円分ずつの5枚つづりが1セット。同会議所会員で、テークアウトによる商品提供などに取り組む約60店舗で利用できる。早急に効果が表れるよう、有効期間を6月28日までと短期間にした。

 感染防止のため、希望者は市に電話で予約してから、指定された時間に市役所南庁舎に設けた窓口を訪れて購入した。

 臨時休校で子どもを両親に預けているという女性(39)は「あまり負担もかけられないので、たまにテークアウトを利用している。チケットは外食に出掛ける代わりに、みんなで使いたい」。40代の男性は「飲食店はまちの活力。少しでも力になりたい」と話していた。

 飲食店を経営する男性は「こうした支援策は非常にありがたいし、協力してくれる市民の皆さんの気持ちもうれしい」と感謝していた。

 チケット販売をめぐっては、予約の電話が集中してつながりにくくなり、市に苦情が寄せられる場面も。担当者は「予想以上の反響で対処しきれず申し訳なかった。もし次回があれば、販売方法を工夫したい」とした。