辰野町教育委員会は、同町小野の国天然記念物「小野のシダレグリ自生地」のパンフレットを作製した。シダレグリの概要や価値について、文章とカラー写真、図解などで紹介。新型コロナウイルスの収束後に各所で配布する予定で、「町内外の多くの人に魅力を感じてもらえれば。事態が落ち着いたら、現地へ足を運んでほしい」としている。

 町教委は2018年度まで4カ年を費やし、同自生地の保存管理計画を策定。その際に明らかになったシダレグリの遺伝特性、地域の人により保存されてきた歴史などを簡潔にまとめ、一般に広く親しんでもらうパンフレットを初めて作ることにした。

 B4判カラーで三つ折りの携帯型。表紙に冬の雪化粧、内側に春の芽吹きなど四季折々の写真を配置。文章で、シダレグリ約900本が生育する自生地の概要などを記載した。訪れる人を魅了する独特な樹形に関しても、枝垂れと枯れを繰り返すメカニズムが影響することを図解で分かりやすく示してある。

 3000部作製。新型コロナが落ち着くのを待って、しだれ栗森林公園の総合案内所、町観光協会、町民会館などに置く。問い合わせは町教委文化係(電話0266・41・1681)へ。