宮田村は、中央アルプス国定公園指定をPRするポスターを制作した。山岳写真家の津野祐次さん=伊那市長谷=が撮影した写真「伊那前岳から望む宝剣岳と高層雲」をA1判ポスターに拡大。躍動感あふれる山岳風景のポスターを村内外に掲示し、関心を高めてもらう。

 村は、国定公園指定をきっかけに村民にふるさとの山である中ア駒ケ岳への愛着を深めてもらうとともに、村内外にPRしようと制作。津野さんや地元のアマチュア写真家が撮影した駒ケ岳の風景写真を収めた写真集も作っている。ポスターは写真集に掲載するうちの1点。今後、ほかの写真もポスターに活用し、シリーズ化を検討している。

 今回のポスターは、昨年9月下旬に伊那前岳で撮影した写真。高く澄み渡った空に雲が流れ、渓谷から霧が湧き立つ。手前の険しい岩場の間に生えたウラシマツツジが色鮮やかに紅葉し、深緑の山々と青空に映える。村産業振興推進室は「何度も登っている人でも、なかなか見れる風景ではない。新たなビューポイント(眺望の良い場所)が発見できた」と話す。

 ポスター下部には、村外者にもPRするため、村の地図とQRコードを添えた。QRコードをスマートフォンなどで読み込むと村と村観光協会のホームページにつながる。

 小田切康彦村長は「この駒ケ岳からの風景を村民に見てもらい、素晴らしさを再認識してほしい。来られるときになったら、この青空を目指して来てもらいたい」と話した。

 ポスターは村内の公共施設や飲食店、金融機関などに掲示する予定。