茅野市教育委員会は7日、小中学校再開の準備として19日から分散登校による教科学習を行うと発表した。新型コロナウイルス感染防止へ密集などを避けるため一つの教室で10人前後が学ぶ少人数学習とし、学校の教室不足分は周辺の地区コミュニティセンターや公民館、公共施設を活用する。

 児童生徒の学習機会を確保する狙い。「寺子屋すくーる」と名付け、平日の午前か午後に3時間程度設定する。教科学習のほか、読書、簡単な体操などを予定。対面になる理科の実験や音楽などは行わない。担任や応援の教員が教え、教室のテレビを使って学習用の動画も見る。小学6年生と中学3年生は学習時間数を増やす。

 この期間は児童生徒に簡単な給食を出す。パンや牛乳、パック入りのおかず1品を提供する予定。

 市教委は学校再開へ教科学習を含め3段階に分けて準備する。第1段階は7〜8日、担任と生活面などを話す時間を設定。第2段階の11〜15日は週2日程度の分散登校とし、家庭学習の確認などをする。第3段階として29日まで教科学習を行う。

 山田利幸教育長は取材に、6月1日に予定する学校再開に合わせて従来の一斉授業が可能かどうかは「3密(密閉、密集、密接)を避けるなら難しい」との認識を示した。