下諏訪商工会議所などは7月10日から、「しもすわおみやげ付宿泊キャンペーン」を町内の宿泊施設と小売店で実施する。新型コロナウイルス感染症の影響で客足が遠のいた宿泊施設の支援策として企画。小売店の商品と交換できる引換券を宿泊客に9月末まで配布し、周辺施設の観光客増加につなげたい考えだ。

 町内の宿泊施設10カ所で引換券付きのチラシを配る。小売店は川魚やみそなど地域色が濃い商品を取り扱う9店舗が協力した。引換券は1500円相当と3000円相当の2種類を用意し、宿泊プランに合わせていずれかを配布する。ほしい土産品がある店舗に宿泊客が出向き、店頭で品物を受け取ることで他の商品を見てもらい、購買機会を増やす。

 周辺施設での観光も楽しんでもらおうと、チラシには町観光施設「しもすわ今昔館おいでや」「おんばしら館よいさ」「ハーモ美術館」、日本電産サンキョーオルゴール記念館「すわのね」の入場料割引優待券も添えた。有効期限はいずれも来年3月31日までとし、2回、3回と訪れるリピーターの獲得を目指す。

 キャンペーンは各宿泊施設のホームページでPRするほか、宿泊施設予約サイトなどで広報する。新型コロナウイルスの感染状況を確認しつつ周知するが、当面は県内のPRに力を入れる予定だという。同商議所の野村澄香さんは「少しでも町全体の人の流れをつくり出したい。2度目、3度目と旅行に来てもらえるきっかけになれば」と話している。