JA信州諏訪は6月30日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、5月まで長期間の休校を余儀なくされた諏訪地域の子どもたちを元気づけようと、諏訪地方で生産された花を束ね、アレンジメントにして学校に贈る活動を始めた。活動日を数回に分け、諏訪地方6市町村の小中学校、特別支援学校など計49校に順次、贈呈する。30日は同JA女性部や女性理事ら約30人が茅野市のJA玉川研修センターに集まって製作した。

 休校の長期化で子どもたちが抱えた大きなストレスを癒やそうと計画した。JA信州諏訪農政対策協議会の資金で管内の花を購入し、女性部の活動としてアレンジメントを作った。30日はカーネーション、スターチス、アルストロメリアなど8品種計2260本を使い、下諏訪、富士見、原の3町村の学校計12校分を製作。女性部員らが花の余分な葉を取り除き、長さをそろえた。高さ約60センチの豪華なアレンジメントに仕上げた。「みんなの元気な姿を見てるよ」「笑顔で元気」などの応援メッセージを書き、一緒に届けた。

 笠原長子女性部長=富士見町南原山=は「新型コロナの影響で大変な思いをしている子どもたちを元気づけたいと、心を込めて作った。きれいな花を生産してくれた農家の努力を無駄にしないよう丁寧に製作することを心掛けた」と語った。

 同JA営農部によると、冠婚葬祭の自粛や延期は依然続いており、花の需要低迷が深刻化している。小売店の販売は少しずつ戻っているが、コロナ禍前と比べると、6〜7割程度。「管内の花は地元のAコープ店などでも購入できる。買うことで花き農家を応援してもらえれば」と話した。