茅野市、富士見町、原村の資源物や不燃物、粗大ごみを共同処理する「諏訪南リサイクルセンター」の安全祈願祭が9日、茅野市米沢埴原田の現地であった。現在終盤を迎えている造成工事後に着工。発注者の諏訪南行政事務組合は来年8月の完成、試運転後の同10月1日の稼働を見込んでいる。

 3市町村の可燃ごみを焼却している諏訪南清掃センターの近くに、鉄骨造り一部鉄筋コンクリートの地上3階、地下1階で建設する。延べ床面積は約4300平方メートル。処理能力は1日当たり20.4トン。造成工事を含む事業費は約39億5000万円。

 稼働に合わせて現在3市町村で一部異なる資源物の処理対象物は、紙類や缶類、プラスチック類など9種類19品目に統一する。稼働日は月曜〜土曜日の午前8時30分〜午後5時。施設での受け入れは月曜〜土曜日の午前9時〜午後4時30分。

 施工はメタウォーター・カネトモ特定建設工事共同企業体、監理は日産技術コンサルタント長野事務所が請け負う。

 組合は今年度末までに、稼働後の運営管理を委託する事業者をプロポーザル(企画提案)方式で選定する。

 安全祈願祭には諏訪市を含む組合構成4市町村の関係者や地権者、業者ら約40人が出席。組合長の今井敦茅野市長は、海洋プラスチック汚染の問題などに触れながら、「時代の要請にかなう施設。住民に愛され、必要とされる施設になれば」と述べた。

 茅野市の不燃物処理場(同市北山)と古紙類等梱包施設(同市米沢)、富士見町と原村の南諏衛生施設組合粗大ごみ処理施設(富士見町富士見)の老朽化が進んだことから機能を集約する施設。循環型社会の推進を図る。