駒ケ根市が同市上穂栄町で建設を進めていた地域交流センター(新赤穂公民館)と児童発達支援施設「つくし園」の竣工式が12日、現地で開かれた。関係者ら約50人が出席し、テープカットをするなどして完成を祝った。両施設とも20日に開館する。

 地域交流センターは地下1階地上2階建てで、鉄筋コンクリート造り、一部鉄骨鉄筋コンクリート造り。延べ床面積は約2200平方メートル。約300席あるホール(講堂)や、窯室を付属する創作室、グランドピアノを設置した学習室などを整備した。

 つくし園は鉄骨造り平屋建て。延べ床面積は約730平方メートル。訓練室や託児室、相談室などを設けた。

 市教育委員会によると、建設地にあった施設の解体工事や建設の本体工事に関わる事業費は約17億4900万円。

 式で伊藤祐三市長は、地域交流センターについて「市民の交流の場として活用され、文化や芸術、生涯学習、社会教育の推進拠点となることを目指す」と強調。つくし園については「施設の有する専門性を生かして子どもや家族に寄り添う支援を続けるとともに、障がいに対する理解を促進する取り組みを行っていきたい」と述べた。

 地域交流センターの開館を前に、旧赤穂公民館(同市上穂南)は先月末に閉館した。小松民敏館長は「(地域交流センターの完成は)
新しいスタートで感慨無量。これまで培った赤穂公民館の伝統を引き継ぎ、市民に愛される施設にしていきたい」と語った。