茅野市北山の県道(ビーナスライン)沿い、蓼科湖の北側に17日、道の駅「ビーナスライン蓼科湖」がオープンする。市が24時間対応の公衆トイレ・休憩展望室、108台分の駐車場を整備。複数の民間事業者が、かつて文人墨客に愛された「蓼科アイス」をモチーフとするソフトクリーム店や、地元農産物の直売所を出店する。蓼科湖エリア全体を楽しんでもらう拠点と位置付け、観光再生や交流・関係人口の拡大を図る。

 諏訪地方の道の駅は、国道20号「信州蔦木宿」(富士見町)に続いて2カ所目。3月に登録され、機能整備にめどが付いたことから、国土交通省に17日からの正式オープンを届け出た。中核施設の公衆トイレと休憩展望室は5月から供用を始めている。

 面積は約1万3600平方メートルで、木造平屋建ての中核施設には、湖を望むウッドデッキや、公衆無線LAN「Wi―Fi」を整備。観光・交通案内のモニターも今後備えていく。子育て応援機能としておむつを扱う自動販売機を設置し、多機能トイレや公衆電話も完備。建物脇には屋根付きの駐車スペースを設けた。

 道の駅整備は、公民協働で一帯の活性化を図る「蓼科湖プロジェクト」の一環。湖周には遊歩道を整備済みで、健康や癒やしをテーマにしたイベントも行う考えだ。「蓼科アイス」は観光まちづくり会社「帰ってきた蓼科」、農産物直売所は北八ケ岳リゾートが開設。蓼科観光協会が機能運営を主体的に担う。

 17日は市と協会の主催で記念式典を開催。新型コロナウイルス感染予防を考慮し、規模を縮小して行う。午前10時から来訪者にバラの切り花を数量限定で配布する。