来年3月に伊那市の県伊那文化会館で開く「南信地区中・高生によるこけら落としコンサート」に向けて、吹奏楽を愛する諏訪地方の中学、高校3年生によるバンドが結成された。初練習が10月31日、富士見町コミュニティ・プラザで開かれた。

 元諏訪地区中学校吹奏楽連盟理事長の米山徹さん=富士見町=が「新型コロナウイルスの影響で各種コンクールも中止になり、発表の機会が少なかった3年生に晴れ舞台の思い出を作ってあげたい」と参加を呼び掛け、中学校10校と高校1校の3年生ら合わせて25人が集まった。

 初練習では来年3月28日の本番で演奏を予定しているマーチの「ウィーンはいつもウィーン」、吹奏楽コンクールの課題曲だった「さくらのうた」、ポップスの「オーメンズ・オブ・ラブ」に取り組んだ。米山さんは「受験勉強の心配もあるが、学区を超えた仲間と演奏や音楽の楽しさを味わってほしい」と呼び掛けた。練習は来年3月まで計5回を予定。グループは来春までの期間限定とする。

 岡谷北部中3年の石田晄大(こうだい)さんは「中学校生活の最後までホルンを演奏したい」と参加。茅野北部中3年の伊澤萌々子さんは「今年は新型コロナの影響でほかの学校の人たちと演奏する機会がなくなってしまったので楽しみ」と話していた。

 11月23日の練習まで参加者を募っている。申し込み、問い合わせは米山さん(電話090・9664・3873)へ。