長崎市は12日、書類偽造や手当の不正受給などで職員計6人を停職や減給の懲戒処分にしたと発表した。
 市によると、昨年10月、市永井隆記念館の監査を巡り、書類偽造があった。同館の指定管理者による業務委託を市が承認する2018年度分の四つの書類について、平和推進課の女性職員(29)が監査事務局から提出を求められたが、作成していなかったため、決裁日などを偽った公文書を作成、提出した。
 女性職員を減給10分の1(1カ月)とし、事情を知りつつ決裁に関わった当時の男性課長で現・長崎原爆資料館長(58)を停職14日、男性係長(46)と男性主任(47)をそれぞれ減給10分の1(2カ月)とした。管理監督責任で原爆被爆対策部長と現・平和推進課長を文書訓告にした。
 上下水道局浄水課の男性職員(61)は昨年3月まで10年間、徒歩通勤だったのに、バス通勤手当計約50万円を不正受給したとして減給10分の1(2カ月)。匿名の投書で発覚し、全額返還済み。管理監督責任で浄水課長を文書訓告とした。
 水産振興課の男性職員(33)は昨年5月、自家用車で脇見運転し対向車と衝突。相手の運転手に約3カ月のけがを負わせたなどとして減給10分の1(1カ月)とした。