佐世保市の浦頭地区で4月に供用開始予定の国際クルーズ拠点のうち、民間のクルーズ会社が建設するターミナルビルの供用が5月以降にずれ込む見込みであることが12日、分かった。工事の遅れなどが理由。13日に開く佐世保市議会都市整備委員会の協議会で報告する。
 国際クルーズ拠点を巡っては、国が2017年、地方自治体とクルーズ船の運航会社が共同で施設を整備する「国際旅客船拠点形成港湾」に佐世保港を指定した。これを受け、国交省と市、世界最大手のクルーズ会社カーニバルコーポレーション&PLC(カーニバル社)が連携。ハウステンボス近くの浦頭地区で、16万トン級が接岸できる寄港拠点を整備してきた。
 国交省は岸壁と泊地、市は駐車場と臨港道路を建設。ターミナルビルの建設はカーニバル社が担う。ビルは鉄骨一部2階建てで、免税店や待合所などが入る予定。
 市などによると、設計作業や建設を手掛ける業者の選定に時間がかかったとしている。クルーズ船が寄港する岸壁などの工事は順調に進んでいるという。